【その2】サテライトを改造し、コンディショニング水槽にするまでの話
その2です。
前回の構想を元にサテライトを改造していきます。
その1はこちら
toronto1030.hatenablog.com
※:水漏れや破損などが発生する可能性があります。自己責任で実施しています。
改造①
小型トリートメントタンク用にサテライトは普通サイズを選択。
ニッソーの底面フィルター『バイオフィルター ミニ』のフィルターベースをろ過槽と飼育槽の間を跨ぐ様に敷き、そこに塩ビの仕切板を『バスボンドQ』で固定する事で、吸水された水がフィルターベースを通って底を流れる様にする。
左がろ過槽。右が飼育槽。
サテライトの支えをつける突起が邪魔しますが、フィルターベースの接触部を少しカットすれば問題なし!
改造②
サテライトへの吸水にシャワーパイプをつける事で、ろ過槽(特に、目詰まりを起こしやすいろ過マット)に均一に水を流せる様にする
パイプはシリコンチューブを使い、少し先端を下げる。こうする事で、サテライトの蓋がそのまま使える。
構想②
吸水口をシャワーパイプ化したり、ろ過槽を作ることで通常使用より負荷が増すため、吸水量はそれなりに必要なのでスポンジフィルターを直結して流量を確保する。
また、トリートメントタンクがプラ水槽で小型なので、サテライトの重さに耐えられる様、サテライトの下部に転倒防止を設置する。薬浴時などにはサテライトを外す為、備え付けではなく、台の様なモノを作りたい。
改造③
実は今使っている小型トリートメントタンクにはサテライトがそのまま取り付かない。幅がほんの少しだけ合わないんです。ですので、引っ掛けられる様に、サテライトの引っ掛け部を一部削って対応
壁の部分を削ってるんですがわかり難いですね。
改造④
サテライトの転倒防止台を作成。台にはエアポンプ(ニッソー ミュートを想定)をキスゴムで取り付けられる様に百均にて発砲プラのボックスを購入。高さは丁度良さそうなので、2つを両面テープで貼り付けて出来上がり。
乗せるとこんな感じ。
ただ、ポンプがミュートではもしかしたらパワー不足なのかもしれないので、その場合は水心を使おうと思ってます。
今回はここまで。
あ。ろ過槽と飼育槽の仕切りを固定するのに防カビ材の入っていない『バスボンドQクリヤー』を使いました。説明書には飼育用水槽にも使用可能と記載があります。説明書の通り、1日水を張ってあく抜きをしてます。
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【その1】サテライトを改造し、コンディショニング水槽にするまでの話
ナノストムス・エスペイのトリートメント期間中、開始から数日間検出されるアンモニアの水換えによる排出や、メイン水槽と違うpHに悩まされながら思った事があります。
「わかった上でやっているとはいえ、今のトリートメントの方法で本当に良いのか??」
そもそも小型魚しか飼育する気がない自身が思う理想のトリートメントタンクとは「小型軽量なプラ水槽でベアタンク」です。
小さい水槽は設置場所を選ばす、容量が少ないので当然軽い。これにより、水換えやメンテナンス時の移動が楽になる。
また、ベアタンクにする事で底床分の重量を省けますし、なにより汚れが目立ち、万が一の薬浴時にも対応が容易になる。
しかし、実際に使っていると先に書いた様に、水質が安定しにくいというデメリットに悩まされます。
小型ベアタンクであるが故の水質悪化ですね。
急な立上げを行う為に硝化サイクルが回っていないのが一番の原因だと思うので、こちらは常時稼動をする事で解決したいのですが、メイン水槽の飼育水で水換えを行って維持しても水質が悪化し、ろ過不足になる可能性が高いと思うんですよね。
ろ過不足を補う手段ですが、底床に砂を入れてバクテリアの住処を確保するのが手っ取り早いですが、これではメリットも打ち消してしまいます。
ではろ過装置の強化、増設はどうか。
水槽は狭く、水槽内の設置場所は限定されるので、選択肢は限られます。
外部フィルターはなにより水流が気になります。また、仮に水流の対策をしても、本体が思いのほか場所をとる。そして、意外に簡単に水槽を移動できない。
外掛けフィルターは水槽内に場所をとらず、水槽の外にスペースがあれば設置可能です。
ただ、これは、ろ過装置の問題ではないですが、常時立ち上げて、水質を維持しておく為には、アンモニア源として生体を飼育しておく必要があるのですが、あくまでもトリートメントタンクである為、アンモニア源の生体と新規生体との相性が悪い場合や薬浴をしなくてはいけなくなった場合に、アンモニア源の生体を避難させなくてはいけない。
そこで思いついたのが『スドー サテライト』の活用です。
サテライトを設置することで、得られるであろうメリットを整理してみます。
1.水質維持(硝化と浄化)を目的とした水草、生体が半隔離状態で飼育可能である為、新規にトリートメントする魚との相性を考える必要がない。
2.ろ材を入れて水流を工夫すれば、サブフィルター的な用途に使える
3.ろ過装置同様にピートや牡蠣殻、ソイルなどを投入する事で水質調整も行える
これらに加えて、
4.薬浴が必要な場合は取り外しが容易
机上ではまさに至れり尽くせり。
一番の不安はろ過装置として機能するのか?ですかね。
今回はこれを具現化し、サテライトを改造して、設置するまでを何回かに渡って、記事にしたいと思います。
※:水漏れや破損などが発生する可能性があります。自己責任で実施しています。
構想①
上記のメリットを実現する為に考えた構想案がこれ
吸水された水がろ過槽を通って仕切られた飼育槽に底から流れる事で、ろ過と水質調整の効果が得られる。また、ろ過槽を通った水は底床の大磯砂を通り、底面吹上ろ過の効果を得て飼育槽に入る。
飼育槽にはモスなどの水草をたっぷり入れる事で、浄化作用を促し、生体はアンモニア源としての役割を担う。
今回はここまで。
うまくいくのだろうか?
若干心配ですが、次回からは、いよいよサテライトの改造をしていきます。
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ロカボーイ コンパクトにパワーアップパイプがないので、自作して取り付けた話
トリートメントタンクに投入したロカボーイコンパクトですが、よく働いてくれていると思っています。
実感がないので思ってるだけ。
とはいえ、よくよく考えると、これって自分で吐き出した水のほとんどを、また自分で吸い込んでるだけじゃなーい?
って疑問が湧いてきた。
ネットを見ると、パワーアップパイプなるものがあるのを発見!しかーし、コンパクト用はないよ。
みたいなね。
だったら作りましょ。
非常に簡単でした。
外径10ミリ内径おそらく7ミリのシリコンチューブを適当な長さにカットして、前に買ってあったテトラマイクロフィルターのL字の出水パーツを差し込んで、あとはロカボーイの吹き出し口にもう片方のシリコンチューブを差し込むだけ。
こんな感じ。
パイプを長くする事で、吸い上げる力は強くなりますし、水も回る様になるはずです。
GEXさんのサイトや動画で、汚れを取る動画などは出ているので、ないよりは効果はあるのではと思います。
今回の記事はあっさりと。
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高級焼き秋刀魚?の話
この度、わたくし高級なお魚を購入致しまして。
本来であれば、5匹程度は欲しい所ですが、それには福沢諭吉先生を投入する必要があった為、余儀なく、3匹の購入と相成りました。
こんにちは。トロントです。
ツイッターではもう紹介したのですが、今回購入したのは、以前は4年に1度しか入荷してこなかったことから”オリンピックフィッシュ”と呼ばれている
ナノストムス エスペイ
(学名:Nannostomus espei)
南米ギアナに生息する最大全長40mm程度の小さなペンシルフィッシュです。
迎えたのは2017年10月11日。
3匹とも現在の体長は25ミリ程度で、体も細長いので、パッと見ほぼメダカに見えるというね・・・。
細長い体に5つの黒いラインが斜めに入っていて。
そう、まるで秋刀魚を網の上で焼いたような姿かたちをしています。
ずっとペンシルフィッシュが欲しくてエクエスとエスペイで結構悩んでました。
ペンシルらしさという点では斜めにホバリングするエクエスですが、結局、この『焼き秋刀魚』の様な姿が決め手となって、エスペイを選びました。
そしてもう一つ。
自分を悩ましたのは、何と言っても、その価格です。
ペンシルはやっぱり数匹いないと寂しいですからね。1匹の値段としては超高級ではないですが、数匹となると、結構ビビるお値段です。
もともと入荷が稀な魚です。
以前ほどではないにせよ、有名な大手通販店では軒並み在庫なしの状態だったのですが、数日前にアクアライズさんで入荷しているのを見つけて、暑くも寒くもないこの時季、このタイミングと思い、購入に踏み切ったわけです。
飼育自体は難しい魚ではないらしく、一般的との事でしたが、生体が到着してみると思ったより小さくて細い。
か弱い感じです。
通販だとこういうところがわからないのが難しいところですね。
餌はやはり小さなものが良いみたいです。うちでは定番のメディフィッシュも潰して小さくしてあげたほうが良いですね。そのままだと口にはするものの吐き出します。
泳ぎの方は、よく並んでホバリングするのですが、ヒレをピロピロと小刻みに動かして、とても可愛いですよ。
ここはしっかりトリートメントタンクで様子を見てからメイン水槽に投入したいと思いますが、メイン水槽のヤマトヌマエビが余計な事をしないかが心配です。
ここからは、記録の為にトリートメントタンクへ投入するまでの作業を書き留めておきます。
トリートメントタンクは2日前にメイン水槽の水にアクアセイフ2mlを加え、スポンジフィルターを稼働していて、11日の朝にジクラウォーター4mlを添加。
11日の16時50分に生体が到着。袋の水の水温は25度で、pHは6.0。
トリートメントタンクのpHが6.4だったので、pH調整の為にアクアセイフを2ml追加で添加(この使い方は個人の発想であり、メーカーの狙いとは違います。自己責任です)。
そして、先日紹介したビーカー(蓋つきの砂糖入れ?)に袋の水ごと生体を移し、温度合わせをメイン水槽で20分した後、17時10分から点滴法でトリートメントタンクの水と水合わせを開始し、約2時間半、水の入れ替えなどを繰り返して水合わせを終え、トリートメントタンクに移動しました。
この時点の様子としては、状態は悪くなさそう。体色は徐々に鮮明になってきていて、まずは落ち着いたのだと思われます。
あと、少し痩せてる気がしますが、到着日には餌は抜きにします。
このまましばらくはトリートメントですね。
今回は新しい生体についての報告でした。
よかったら押していただけると嬉しいかな。
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不甲斐無い飼い主の話
チョコグラ飼育期間が200日になったという内容のブログをあげたばかりですが、
ごめんなさい。
悲しいお知らせです。
昨日、仕事から帰って、水槽を見ると、チョコグラが1匹だけ見当たらない。
水槽内を隈なく探しても、見つけられませんでした。
この時点で少し嫌な予感がしました。
予感の通り、チョコグラは水槽の外に飛び出していました。
見つけたときにはすでに亡くなっており、どうすることもできませんでした。
原因は冷却ファンを外した後の蓋の隙間だと思います(写真の隙間)
ファンを外した時に少し心配してたのですが、そのまま放置してしまった・・・
飛び出しは自然界ではおそらくあり得ない事です。
魚にしてみれば想定していない死因です。
しかも、自分はファンを外した時に、蓋に隙間があり、飛び出すかもしれないリスクは、現実としてはないと思いながらも、わかっていた。
完全に飼い主である自分のミスです。
本当に申し訳ない思いです。
亡くなったのは、このユニークな子。
2017年4月20日にチャームから購入した子です。
初めから身体は小さくて、体型も模様も他のことは違う不思議な個体でした。
小さいくせに気が強く、餌の時などは、一生懸命フレアリングして、他の子を威嚇していました。
そんな子だったので、自分としても思い入れがあった。
水槽の蓋は対策を施しましたが、この様な失敗を2度と繰り返さないようにしないといけない。
深く反省した管理の行き届かない不甲斐無い飼い主の話でした。
読んでいただき、ありがとうございました
【チョコグラ飼育記録】チョコグラ飼育200日を経過したので、性別くらい判別できないとね。って思って考えてみた話
こんにちは。
うちに初めて迎えたチョコレートグラミー2匹は、白点病発症から体調を崩して亡くなってしまいましたが、白点病蔓延の元となったチョコグラ3匹のうち2匹は、すっかり完治して10月12日で飼育開始から200日が経過しました。
この子達の後に追加した2匹も元気です。
100日のときの記事はこちらです。
チョコグラ達にとっては、はじめての秋となるわけですが、繁殖期を迎えたのか、ここ数日はそわそわして落ち着きません。
そんな様子を何気なく見ていて、ふと思ったんです。
どっちがオスでどっちがメスなんだ??
今回は、オスとメスの見分け方について、考えてみようと思います。
そもそもチョコグラの性別については様々な情報があるのですが、微妙に食い違っていたり、一体何が本当なのか。まったくわかりづらいですよね。
ただ、ひとつだけ、オスメスについて確実な事があります。
卵を産んだ方がメスです!!
すいません^^;
でも、これだけは確実なんです。
マウスブリーダーであるチョコグラは、卵を口の中に入れて、稚魚になるまで育てます。
一般的にオスが卵を口に含んで育てると言われてますね。ただ、メスが口に含むと言ってる方やサイトもあるんです。
うーーん。
一般公開されている産卵の動画を見ると、メスが卵を産みおとし、それを寄り添っていたオスと思われる個体が口に含む姿を見ることができたので、おそらくオスが卵を口に含んで育てる。
という事ですが、寄り添っている個体は本当にオスだったのか??と問われたら
「たぶんね」
としか言えません。
卵を口に含んでいる間、約2週間くらいといわれていて、この間、餌を食べないので、体力のある個体が卵を口に含むのだ。
という説もあるみたいです。
すでに何が何だかわからない。
今うちではちょうど繁殖時期に入ったチョコグラが4匹います。
そこで、まずはオスとメスの役割が一般的には明確で、オスメスの外見差が比較的はっきりするであろう産卵、繁殖時期を迎えた4匹の違いについて特徴を単純にまとめる。
そして、少し強引ですが、これまでの情報を整理して、自分なりに正解だろうと思う基準で、この子達をオスメス仕分けてみる。
ここからは、強運が必要ですが、できうる限り観察し、なんとか産卵の瞬間を見て、卵を産んだ個体、口に含んだ個体にどのような特徴があったのかを確認する。です。
早速、まずは繁殖期初期10月初旬のうちの子達の外見の違いをあげてみます。
①模様の違い
Mのグループ
・背ビレ、尻ビレの先が白く色付いている
・尾ビレは全体に黒っぽく、赤味をおびるて、両端が白く色付いている
・尻ビレは先端部分が縁取られる様に黒っぽく、斑点模様
Oのグループ
・背ビレ、尻ビレは赤く色付いている
・尾ビレは無色透明(赤くならない)
・尻ビレは全体に細やかな黒い模様が入っていて、黒がハッキリしたシマシマ模様
なんで、MとOなのかって??
んなぁ~、気にすんなぁ~~
うちのチョコグラは、Mが3匹、Oが1匹です。
そして、次はよく言われるアゴのラインに注目。
②顎の違い
AMのグループ
・口からお腹にかけて直線的
・お腹の部分が少し出ている
AOのグループ
・口からお腹にかけて丸みを帯びている
うちのチョコグラは、AMが1匹、AOが3匹です。
あれ?
・・・・。
とりあえず次いきます。
③背ビレの形の違い
HMのグループ
・背ビレの尾ビレ側の先が尖っている
HOのグループ
・背ビレの尾ビレ側の先が丸い
うちのチョコグラは、HMが3匹、HOが1匹です
あれあれ??
まとめます
MーAMーHMの個体が1匹
OーAOーHOの個体が1匹
MーAOーHMの個体が2匹
うまくいかんね・・・うまくいかん。
当然ながらMーAOーHMの個体が自身を悩ませる訳ですが・・・
このうち1匹の子は、うちに来た時からチョコグラの特徴である横縞がハッキリとしておらず、体全体がボヤけているんです。
この子です
はじめは、病気?もしくは幼魚だからかな?と思っていましたが、未だ体の模様はハッキリせず。
元気に餌も食べますし、他の子を威嚇したり、この子だけ蚊帳の外というわけでもないので、この子はこういう子なのだろうと思います。
ただ、ヒレについては、M、HM分類の特徴のまま、ハッキリとしていますし、体型についてもアゴはAO分類の通り丸々としているんですよね。
この子は・・・すいませんが、一旦保留で!
そして、もう1匹のMーAOーHMの個体。
実はこの子はOーAOーHOの個体とクルクル回る求愛行動をしており、すっかりペアとなっているんです。
このペアの外見上の共通点はAO『口からお腹にかけて丸みを帯びている』という所になりますが、この2匹の顎に関して、わずかな差があるんです。それは、
『口からエラの付け根辺りまでが特に丸みをおびている(OーAOーHO)』か『口からお腹まで緩やかにカーブしている(MーAOーHM)』かです。
口からお腹までが緩やかにカーブしているのは、おそらく、オスメスの特徴と言われている『丸み』ではなく、単なる個体差なんだろう。と思われます。
もう1匹の子もそうですが、このあり過ぎる個体差がオスメスの判別を難しくしているんでしょうね。
この時点で、この子はMーAOーHMから、MーAMーHMに判定を変更します。
ここからは、ネットに流れている様々な情報も整理しながら、少し強引にオスメスの見分け方を決めたいと思います。
あくまでも一旦決めます。間違っているかもしれませんが、それは今後の観察で見極めます!
一応この判断をする上で、いつもツイッターでアドバイスを頂いている山下さんにもご意見を頂きました。
山下さん。ありがとうございました!!
では。
オス:口からエラの付け根が丸みを帯びて、背びれの先端は丸い
メス:口からお腹にかけては直線的か、緩やかにカーブしていて、背びれの先端が尖っている
※背びれの形はフレアリングしたときでないと判断が難しいです。
ヒレの模様も相関がありそうですが、こちらは時期や体調にも左右されそうなので、今後、観察を継続する中で選別の基準として入れていいかどうかを判断したいと思います。
選定結果は以下の写真を参照ください
こちら
左が推定オス(OーAOーHO)
右が推定メス(MーAMーHM)
メスですがアゴは緩やかにカーブしてます
もういっちょ
上が推定オス(OーAOーHO)
下が推定メス(MーAMーHM)
さらに、少し暗いですが
左が推定メス(MーAMーHM)
右が推定オス(OーAOーHO)
そして、 MーAOーHMの子・・・
この子だけはハッキリ言ってわかりません・・・
顎の形はオス、ヒレの形はメス。
NHですか・・・。
すいませんが、この子はやっぱり保留で!
とりあえず、1匹を除き、性別を仮決定させました。
この判定を元に、これからの行動を観察し、産卵してくれて、その瞬間を見る事ができれば、最終的な結論が出せると思います。
あわよくば稚魚になって、大きく育ってくれれば言う事なしなのですが。
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読んでいただき、ありがとうございました!
【実験】バイオカルチャー1000で硝酸塩濃度は下がるのか?
5月にリセットして、現在5ヶ月が経過し、概ね順調な低光量陰性水草ソイル水槽ですが、一つだけ薄っすらと気になることがあるんです。
それは、硝酸塩濃度(NO3)が、水換えをしても『ゼロ』にならない事です。
硝化が行われていれば、硝酸塩は水換えで定期的に排出する。と言うのが一般的な方法だし、硝酸塩濃度がゼロにならないと言っても、50mg/lを超えてしまう様な事はないので、問題はないのですが、常に薄っすら検出されると、なんとなく気になるものです。
これまで、ウォータースプライトやマツモなど養分吸収に優れた成長の早い水草を入れて、少しでも窒素分として吸収しないものかと思っていましたが、そもそも少量ですし、なかなか思う様に行きませんね。流石アクアリウム。
そこで、硝酸塩を脱窒還元する通性嫌気性菌を含んでいるという『バイオカルチャー1000』を試してみようと思いました。
100mlで1,500円位します。高いです。
通性嫌気性菌は簡単に言うと酸素が豊富な環境では酸素を吸収するが、酸素が不足すると硝酸塩を吸収し、窒素に転換するバクテリアですね。
これだけ見ると、嫌気領域がないと効果が得られない面倒な製品だな。と思います。
そもそも、バクテリア剤というものに半信半疑なところもあるし。
それに自分はなるべく水槽内に嫌気領域を作らない様に考えてきたつもりです。
ただ、どんな水槽でも、嫌気な領域はあると思いますし、添加してみて、効果が出なくても、自分が納得できる結果が出せれば良いと思って、少々お高いですが、買ってみました。
添加方法ですが、説明には、効果を早急にあげたい場合、ろ材を浸したり、スポンジに含ませて水槽に設置したり、底床に注入するのが良い。と書いてありましたが、まずはなんも考えないで、規定量(うちの30センチキューブだと2.5ml)をシリンジで計量して、水槽に注ぐだけ。
それをメーカーの推奨通り3日間続けてみて硝酸塩濃度を確認する。
残念なのは、持ち合わせがなく硝酸塩は試薬ではなく試験紙で確認しなくてはいけないので、精度が期待できない事ですが、ワンポイント以上下がるのかを確認したいと思います。
毎度ですが実験結果については、自分の水槽での確認結果ですので、ご承知おき下さいませ。
では、実験結果です。
1日目 2017年10月5日
バイオカルチャーを2.5ml添加
pH:6.3、KH:0、GH:4
NO2:0、NO3:25
2日目 2017年10月6日
バイオカルチャーを2.5ml添加
pH:6.3、KH:0、GH:4
NO2:0、NO3:25
NH3/NH4+:0
一応アンモニア濃度も確認してみたが検出せず
3日目 2017年10月7日
バイオカルチャーを2.5ml添加
pH:6.4、KH:3、GH:4
NO2:0、NO3:25
なんとなく水が少し綺麗になった様な気がする
4日目 2017年10月8日
pH:6.4、KH:0、GH:4
NO2:0、NO3:25
今の所、硝酸塩濃度に変化はない
5日目 2017年10月9日
pH:6.3、KH:3、GH:4
NO2:0、NO3:25
NH3/NH4+:0
結果から言うと試験紙を使った確認では5日間で硝酸塩濃度を示す値は変化しなかった。
ただ、見た目ですが、水の透明度は添加2日目でなんとなく上がった様な気がしましたが、感覚ですし、いつもながら、添加剤の効果なのか否かははっきりわかりません。
たった5日間の経過なので、結論を出すには早すぎると思いますが、少なくとも、なんも考えずに、水槽に規定量を注いでも即効性はない。
という事ですね。緊急時の対応としては、やはり水換えという事になるかと思います。
今後継続的に使用してみて変化があるかどうかを確かめられれば良いなと思いますが、一旦、ご報告。
そして、こういった添加剤。
特にバクテリア剤に関しては、自分は半信半疑ではあるものの嫌いじゃないので、これからもちょくちょく買っちゃうんだろうと思います。
買ったらレビューしていきますね!
読んでいただき、ありがとうございました!