女王から送られたエキノドルスを育てる話
この話は、ツイッターでのやり取りの中で、期せずしてSM女王よりエキノドルスを株分けしてもらうことになった筆者が、そのEchの希少性と市場価格を知って恐縮し、慌てふためいて、いろいろと調べたりアドバイスをもらって、育成していくお話です。
まずは、快くエキノドルスを株分けしてくれた女王にお礼を申し上げます。ありがとうございました。
※ご迷惑をおかけするといけませんので、ここではお名前は伏せる事にしました。
発端は、女王が投稿した自身の水草水槽の写真でした。
そこには鉢に植えられたエキノドルスやブセファランドラ、アヌビアスなどが並べられていたのですが、
「小さな水槽でおすすめのエキノドルスはありませんかね?」
と、聞いたところ、オパクスがオススメというリプライがあり、
「株分けしたげよか?」
というあっさりとした流れで、オパクス ヴェルデの希少性やらなにやらはまったくわからないまま、株分けをお願いしてしまいました。
その後、ハッと思ったんです。
軽々しくお願いしてしまったけれども、良かったのだろうか??
女王からは「エキノドルス オパクス ヴェルデ」を送る。という返事をもらっていましたので、これについて調べてみました。
女王が実際に送るといってくれた株
『エキノドルス オパクス ヴェルデ』
南米ヴェルデ川(RIO VERDE)産のめったに流通しない珍しいエキノドルスで深緑系原種の代表種
”オパクス”というのは”暗い(深緑色をした葉)”という意味で、生長が遅く、小型、丸葉。葉脈は5本、薄緑色ではっきりとし、葉脈と葉色のコントラストが大変美しい
花茎を上げることは殆ど無く、自生地では24~25度未満の低水温、水上なら極度の湿度がある場所ないし水中で自生する
若葉は葉の軸を中心に内側上側に反り、成葉は外側下方向に反り返る
げっ!気安く株分けをお願いするような代物ではないではないか・・・
そして、これは後で聞いたのですが、このヴェルデは女王が現地まで出向いて泥まみれになって採取した株だそうです。
これ、やっちまったな。。。
死んでも溶けさせる訳にはいかんな。
これといって整った環境が必要なわけではないみたいだが、現在リアルタイムで維持している2台の水槽のどちらにオパクスを入れるべきか。水槽の大きさは、どちらも小さな30センチキューブ水槽です。
1台は立ち上げて2ヶ月くらいの『黒い水槽』
文字通り暗さが売りで、底床はセラミック素材の砂敷きで薄っすい。
根はしっかり張らせないといけなさそうだから、他の水草の様にリングろ材に入れてポイっ!っていう訳にはいかない。かといって、直接植えるのは難しい。
もう1台は立ち上げて1年経過したソイル敷きの『陰性水槽』
CO2は強制添加しており、底床の厚さは5cm以上あるので問題なさそうだが、ソイルは完全にヘタってきているし、最近は猛威を振るっていないが、黒髭ゴケがちらほら発生している。
んーー。
結局、ソイルと肥料を入れた小さな植木鉢に植えて、黒い水槽に投入することにしました。
そして、2018年5月8日火曜日。
スチロールの箱にしっかり梱包されて、それは届きました。
その日、仕事の都合で21時頃に帰宅。うちの照明時間は17時~23時の6時間なので、あわてて箱を開封しました。
まず目に入ったのはこのお手紙
でしょうねっ!がんばって育てないとね。
中身ですが
・特製の黒い液体(カリウム、ビタミン、アイアン混合の液肥)
・リベラソイル
・植木鉢
・ペットボトルに入った水?(これ今でも何だったのかわかってません。保冷材??)
・お手製ネームプレート
そして、水草
・エキノドルス オパクス ヴェルデ
・ブセファランドラsp.“Kanowit”Sibu省
なんと、ブセまで送っていただいちゃいました。しかもモスと共に石に巻いて。
ほんと、ありがとうございます!
オパクスは小さな鉢にイニシャルスティック、リベラソイルを入れて。
ブセはそのまま黒い水槽に投入しました。
当面は一緒に送っていただいた黒い液体を添加して様子を見ながら丁寧に育てたいとおもいます。
今後の状況も含め、続編も書きたいとおもいます。
読んでいただきありがとうございます!!