【チョコグラ飼育記録】チョコグラ飼育200日を経過したので、性別くらい判別できないとね。って思って考えてみた話
こんにちは。
うちに初めて迎えたチョコレートグラミー2匹は、白点病発症から体調を崩して亡くなってしまいましたが、白点病蔓延の元となったチョコグラ3匹のうち2匹は、すっかり完治して10月12日で飼育開始から200日が経過しました。
この子達の後に追加した2匹も元気です。
100日のときの記事はこちらです。
チョコグラ達にとっては、はじめての秋となるわけですが、繁殖期を迎えたのか、ここ数日はそわそわして落ち着きません。
そんな様子を何気なく見ていて、ふと思ったんです。
どっちがオスでどっちがメスなんだ??
今回は、オスとメスの見分け方について、考えてみようと思います。
そもそもチョコグラの性別については様々な情報があるのですが、微妙に食い違っていたり、一体何が本当なのか。まったくわかりづらいですよね。
ただ、ひとつだけ、オスメスについて確実な事があります。
卵を産んだ方がメスです!!
すいません^^;
でも、これだけは確実なんです。
マウスブリーダーであるチョコグラは、卵を口の中に入れて、稚魚になるまで育てます。
一般的にオスが卵を口に含んで育てると言われてますね。ただ、メスが口に含むと言ってる方やサイトもあるんです。
うーーん。
一般公開されている産卵の動画を見ると、メスが卵を産みおとし、それを寄り添っていたオスと思われる個体が口に含む姿を見ることができたので、おそらくオスが卵を口に含んで育てる。
という事ですが、寄り添っている個体は本当にオスだったのか??と問われたら
「たぶんね」
としか言えません。
卵を口に含んでいる間、約2週間くらいといわれていて、この間、餌を食べないので、体力のある個体が卵を口に含むのだ。
という説もあるみたいです。
すでに何が何だかわからない。
今うちではちょうど繁殖時期に入ったチョコグラが4匹います。
そこで、まずはオスとメスの役割が一般的には明確で、オスメスの外見差が比較的はっきりするであろう産卵、繁殖時期を迎えた4匹の違いについて特徴を単純にまとめる。
そして、少し強引ですが、これまでの情報を整理して、自分なりに正解だろうと思う基準で、この子達をオスメス仕分けてみる。
ここからは、強運が必要ですが、できうる限り観察し、なんとか産卵の瞬間を見て、卵を産んだ個体、口に含んだ個体にどのような特徴があったのかを確認する。です。
早速、まずは繁殖期初期10月初旬のうちの子達の外見の違いをあげてみます。
①模様の違い
Mのグループ
・背ビレ、尻ビレの先が白く色付いている
・尾ビレは全体に黒っぽく、赤味をおびるて、両端が白く色付いている
・尻ビレは先端部分が縁取られる様に黒っぽく、斑点模様
Oのグループ
・背ビレ、尻ビレは赤く色付いている
・尾ビレは無色透明(赤くならない)
・尻ビレは全体に細やかな黒い模様が入っていて、黒がハッキリしたシマシマ模様
なんで、MとOなのかって??
んなぁ~、気にすんなぁ~~
うちのチョコグラは、Mが3匹、Oが1匹です。
そして、次はよく言われるアゴのラインに注目。
②顎の違い
AMのグループ
・口からお腹にかけて直線的
・お腹の部分が少し出ている
AOのグループ
・口からお腹にかけて丸みを帯びている
うちのチョコグラは、AMが1匹、AOが3匹です。
あれ?
・・・・。
とりあえず次いきます。
③背ビレの形の違い
HMのグループ
・背ビレの尾ビレ側の先が尖っている
HOのグループ
・背ビレの尾ビレ側の先が丸い
うちのチョコグラは、HMが3匹、HOが1匹です
あれあれ??
まとめます
MーAMーHMの個体が1匹
OーAOーHOの個体が1匹
MーAOーHMの個体が2匹
うまくいかんね・・・うまくいかん。
当然ながらMーAOーHMの個体が自身を悩ませる訳ですが・・・
このうち1匹の子は、うちに来た時からチョコグラの特徴である横縞がハッキリとしておらず、体全体がボヤけているんです。
この子です
はじめは、病気?もしくは幼魚だからかな?と思っていましたが、未だ体の模様はハッキリせず。
元気に餌も食べますし、他の子を威嚇したり、この子だけ蚊帳の外というわけでもないので、この子はこういう子なのだろうと思います。
ただ、ヒレについては、M、HM分類の特徴のまま、ハッキリとしていますし、体型についてもアゴはAO分類の通り丸々としているんですよね。
この子は・・・すいませんが、一旦保留で!
そして、もう1匹のMーAOーHMの個体。
実はこの子はOーAOーHOの個体とクルクル回る求愛行動をしており、すっかりペアとなっているんです。
このペアの外見上の共通点はAO『口からお腹にかけて丸みを帯びている』という所になりますが、この2匹の顎に関して、わずかな差があるんです。それは、
『口からエラの付け根辺りまでが特に丸みをおびている(OーAOーHO)』か『口からお腹まで緩やかにカーブしている(MーAOーHM)』かです。
口からお腹までが緩やかにカーブしているのは、おそらく、オスメスの特徴と言われている『丸み』ではなく、単なる個体差なんだろう。と思われます。
もう1匹の子もそうですが、このあり過ぎる個体差がオスメスの判別を難しくしているんでしょうね。
この時点で、この子はMーAOーHMから、MーAMーHMに判定を変更します。
ここからは、ネットに流れている様々な情報も整理しながら、少し強引にオスメスの見分け方を決めたいと思います。
あくまでも一旦決めます。間違っているかもしれませんが、それは今後の観察で見極めます!
一応この判断をする上で、いつもツイッターでアドバイスを頂いている山下さんにもご意見を頂きました。
山下さん。ありがとうございました!!
では。
オス:口からエラの付け根が丸みを帯びて、背びれの先端は丸い
メス:口からお腹にかけては直線的か、緩やかにカーブしていて、背びれの先端が尖っている
※背びれの形はフレアリングしたときでないと判断が難しいです。
ヒレの模様も相関がありそうですが、こちらは時期や体調にも左右されそうなので、今後、観察を継続する中で選別の基準として入れていいかどうかを判断したいと思います。
選定結果は以下の写真を参照ください
こちら
左が推定オス(OーAOーHO)
右が推定メス(MーAMーHM)
メスですがアゴは緩やかにカーブしてます
もういっちょ
上が推定オス(OーAOーHO)
下が推定メス(MーAMーHM)
さらに、少し暗いですが
左が推定メス(MーAMーHM)
右が推定オス(OーAOーHO)
そして、 MーAOーHMの子・・・
この子だけはハッキリ言ってわかりません・・・
顎の形はオス、ヒレの形はメス。
NHですか・・・。
すいませんが、この子はやっぱり保留で!
とりあえず、1匹を除き、性別を仮決定させました。
この判定を元に、これからの行動を観察し、産卵してくれて、その瞬間を見る事ができれば、最終的な結論が出せると思います。
あわよくば稚魚になって、大きく育ってくれれば言う事なしなのですが。
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