Choco-Goura Keepers

チョコレートグラミーの育成とアクアリウムに関するちょっとした話

このブログに記載している内容は、アクアリウムに関する個人的なメモを含みます。あくまでも自身の経験と知識による見解ですので、万が一参考にされる場合は個人の責任の下でお願いします。また、ご意見、ご感想等ございましたら、お気軽にコメントください。

苔対策の効果について報告しておく話

またまた、お久しぶりです

 

以前、照明についてこんな記事を書きました。

照明に関する少し思い切った話 - Choco-Goura Keepers

この記事を書いたのが7月初旬なので、あれから2ヶ月ちょい。

今の水槽はこうなってます

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照明を暗くし、CO2はどちらかというとpH対策で2秒に1滴程度添加していますが、肥料は全く与えていない環境で、流石にゴマノハグサやルドウィジア、ポゴステモンについては、ほとんど育っていませんが、クリプト、ブセファランドラといった陰性水草は順調です。

 

そして、何と言っても苔の抑制効果は抜群です。

夏の暑い時期に、水草はもちろん、ガラス面に付着する苔もほとんど発生しませんでした。

苔が無いことで、ゴマノハグサなどはヤマトヌマエビのストレス発散の餌食となって、ことごとく引っこ抜かれてしまいましたが…

 

ただし、黒髭ゴケだけは、この水槽を立ち上げて4ヶ月で2回ほど木酢液で、対処しました。

これですね

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木酢液ベースなのにボトルのデザインがなかなか良いのでね。

水草を流木毎水槽から出して、これをシュッ!シュッ!とな。

あとは腹ペコエビにお任せといった具合です。

 

一応『最近のアクアリウムは明るすぎる』と振りかぶった記事を書いた手前、自分の水槽はどうなのよ。という意味も含めて、経過を記事にさせていただきました。 

 

少し気になるのは、肥料を添加したら、有茎草も育つのか?というところですが、こちらについてはもう少し余裕が出て来たら次のリセットの時にでも考えてみようと思います。

 

読んでいただきありがとうございました!!

2回目のリセットについて考えはじめたという話

底面フィルター+ソイルを使ったスポット照射の貧栄養陰性水草水槽ですが、思っていたよりpHも安定しているし、コケの発生もほとんどないという、順調を絵に描いて額に入れたような状態を維持出来ているわけですが、なんとなーく水槽がごちゃごちゃしている様な気がしていて。

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もっとスペースを活用したレイアウトにできないかなぁ。

そして、やはり、底床を砂にしたいんですよね。

 

なぜかって??

 

そりゃ・・・

 

コリドラスにモフモフしてもらいたいし・・・

 

なんでだろう・・・

 

何よりも自然感を出したいからかな?

 

よくわからん!


なんとなくです。なんとなく。

 

という事で、ソイルを入れればリセットはつき物ですし、次回リセットの構想を始めようかな。と思い、少しそんな話をまとめておこうと思います。

 

次回リセットの構想として

1.底床は砂

砂を薄ーく敷いたレイアウトにしたい。
なんとか底面フィルターを使いたいと少しだけ考えたんですが、使っているのがアクアシステムのプロジェクトフィルターなので、厚みが・・。
それとやっぱり目詰まり対策が難しいので、底面フィルターは厳しいので撤去か・・・。

2.水草は陰性水草、生体は今のまま

やっぱり陰性水草がいいです。地味で。なので、肥料は入れませんし、照明は現在使っているファインスポットを使います。
生体ですが、水槽が1つしかないので、当然、今のままですね。
もしかしたらコリドラス?バイランティ?を2匹ほど買い足すかもしれませんが、これはリセット後の状態で判断します。

3.石を入れて高低差を作る

今までのレイアウトはどちらかというと平たーいものばかりだったので、大きな石を入れてレイアウトに極端な高低差をつけてみようかなと考えています。
現在の水槽で、光量である程度コケが抑制できることも分かったので、石につくコケ嫌いでしたが、入れてみようかなと思い始めました。


構想というほどのものではないな・・・

まぁ、それはさておき

 

課題は上記の様にレイアウトをしてセッティングしたときにpHが弱酸性に保てるかですね。

底床を砂にすることで、ソイルの力を借りられないわけだから・・・・いや、

待てよ・・・

ろ材としてプロジェクトソイルを使ってみるか。

そうだな。そうしよう。

ちゃんと機能するかは分かりませんが、ろ材としてソイルを入れている人もいるみたいなので、Tryしてみましょ。

 

4.ソイルをろ材として利用し、pHの安定化を試みる

これ追加で!
ただ、外部フィルターにソイルを入れると水流ですぐにダメになりそうですね。交換頻度を上げればよい程度のことであればさほど気にしませんが、目詰まりやフィルターを壊すようなことになると困っちゃいます。少し考えないといけないですね。

 

次回のリセットでのキーは、

ソイル以外の底床で、水を濁らせずに、いかに弱酸性でpHを維持するか。

その為にソイルのろ材使用に関するアレコレって事になりそうですね。

どこまでうまくいくのか?はたまた完全な失敗になるのか?大失敗にだけはならないように知恵を絞ってみたいと思っております。

 

読んでいただきありがとうございました!!

濾過について少し考えてみた話


お久しぶりです。

まだまだ暑いですね。


唐突ですが、皆さんは、濾過はどうしてますか?


濾過と一言で言っても水槽の大きさや飼育している魚の種類や量、水草の量、はたまた底床種類などによって種類やサイズも様々で、さらに、ろ材もいろいろなものがあって、結構悩みますよね。

 

自分的にはこれらを悩んで、考えている時が最高潮に楽しいんですけど。

 

前々から自身は濾過能力を最大に発揮させる為には

「可能な限りゆっくりと、濾過槽にまんべんなく水を送る」

ことだと思っています。

ただ、水量のある水槽において、ゆっくりと滴り落ちるような濾過をしていては処理が間に合いませんので、一般的に言われていたり、メーカーさんのノウハウとして公開されているように

最低でも1時間に水槽内容量の水を5回転できる流量を持ち、水草を育てたい場合には、できれば水量比で、ろ材実量が6%以上確保できるフィルターセットを選定する」

と言われています。

これらを踏まえて、ベストだと思うセッティングについて

  1. 外部フィルターのメイン+サブ直列式(30cmキューブ以上の水槽)
  2. 外部フィルターと、底面フィルターの併用(60cm未満の水槽)
    ※:直結ではありません。併用です。せっかくゆっくりと高能力な生物濾過ができる底面フィルターに流量の多い外部フィルターをつなげてしまうと、水の流れが速くなりすぎて、ゆっくりと生物濾過ができず、単に面積が大きく、目詰まりしやすい物理濾過装置と化してしまい、底面フィルターの良いところを活かしきれないと考えるからです。

大型魚を飼育するような水槽や環境に関しては、自身の経験もないですし、全くの勉強不足なので、省きます。

1.のフィルターセットは「CO2マスターアドバンス」で有名なWPWさんもおすすめしているセットです。
これの良さは濾過容量を稼ぎながら、攪拌しない程度に流量が絞れる事と、フィルター清掃をメインとサブ交互で行うことで、清掃時の水質悪化のリスクを少なくできる事です。
この場合、一般的な水槽容量に適応したフィルターを2台設置すると、水流もろ材実量も前記した目安に見合う事が多いです。(60cm規格水槽ならエーハイム2213を2台など)

2.のフィルターセットもありきたりの組み合わせですが、有効性について、少し突っ込んでみます。
底面フィルターは、エアリフト式が多く、モータ駆動式であっても流量調整可能なものが多いです。そのため、流量が緩やかで(または流量を絞る事で)、底床にゆっくりと水が通り、その濾過面積を最大限に活かした能力の高い生物濾過をさせることができ、それと共に、底床内に水流を作る事で止水域が少なくなり、有害物質が発生しにくくなる効果を得ることができます。

それに加えて、外部フィルターは物理寄りのろ材セットにし、ゴミ取りをメインに考えるが、物理ろ材に定着したバクテリアにより嫌気にならない程度(水槽内の水を1時間に5回転できる程度)の生物濾過を担わせることで、底面フィルターの流量不足とメンテナンス不備による目詰まりなどで、水槽内が嫌気になるリスクを回避する事ができます。

底面フィルターは、底床に制約があり、定期的なメンテナンスが必要ですが、ほとんどの方が底床やフィルターの種類によらず、プロホースなどで底床掃除をしていると思いますので、それほど苦にする必要はないと思います。
唯一の弱点はコリドラスが好む様な、細かい砂を使えない。という事くらいですかね。

また、底面フィルターは水草に向かないのではないか?と言われます。理由としては、底床に栄養分がとどまらない。とか、根っ子がフィルタに絡みつく。という事だと思いますが、底床肥料を定期的に追肥しないといけない様な水草がどれほどあるの??という話です。また、根の絡みについては、ネットを敷くなど対策はいくらでもあります。底面フィルターは水草育成には不向きではありますが、だめだというわけではないと思います。YouTubeでも様々な方が底面フィルターで綺麗に水草を育てているのをよく見ますし、一般的な水草なら十分に育ちます。
逆に陰性水草中心のレイアウトならどうでしょうか。流木や石に活着させることで掃除の時は、それごと水草を退避させればよいですし、底床にも根を張らない。栄養分も少なくてよいという意味では、底面フィルターは非常に有効な濾過フィルターになります。

 

では、実際に自身の環境ではどうなのか?

 

自身は陰性水草メインの30cmキューブ水槽に生体22匹(最も大きいものはコリドラス)を飼育している環境で、メイン(エーハイム2211:ろ材実量1l)+サブ(アクアコンパクト2005:ろ材実量1.3l)直列(ろ材実量は計2.3l)の外部フィルターを設置し、モータ駆動式の底面フィルターを併設しています。

ろ材セットは以下の通りで、底床にはソイル(アクアシステム プロジェクトソイル 水草)を敷いています。

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現在、このろ過セットで特に水が濁ったり、生体がおちてしまう事はなく、亜硝酸の検出はありません。あわせて、ガラス面へのコケの付着もほとんどなく、黒髭ゴケが一部の水草に少し付く程度なので、濾過としては十分機能しているのだと思います。

 

ただ、これが濾過の難しいところなのですが、だからといって、本当にそれがこのろ過セットのおかげか?といわれれば「たぶんね。」くらいの返事しかできないのも事実なんです。

いろいろ書きましたが、経験から言うと、濾過って、必要最低限のラインを上回っていれば、それ以上の効果は非常に分かりにくいものなんですよね。

 

そして、不満なこともあります。

それは、硝酸塩濃度が必ずしも低くない事です。

どれくらいかというと25mg/lほどを常に検出する状態。これはコケの発生がほとんどなくなったことにより水換えの頻度が減っていること。生体数に対し、養分を吸収できる水草が少ない事が影響しているのではないかと思っていますが、明確に言い切れるわけではありませんので、経過を観察しながら、硝化に関する試行錯誤をしながら、納得のいく結論が出せればと思っています。今後の課題ですね。

 

毎度毎度それらしいことを書いて、最後に「知らんけど」みたいな結論になってしまい申し訳ない!

 

でも、だからアクアリウムは面白いのだと自身は思っておりますです。はい。

 

読んでいただきありがとうございました!

 

水草水槽ってどうなってれば成功しているっていえるんでしょうね?って話

水草は綺麗に育ってますよ。まぁ、コケは発生しますけど・・・。
水草のコケはエビなどに任せておけば、いつの間にか綺麗になってますし、ガラスや機材のコケが気になりだしたら水換えの時に取るようにしてます。』

的な事がいえるのであれば、水草水槽としては、これはもう立派な成功なんじゃないかな。と思います。

この様に、水草水槽を維持管理をする上で、ひとつの指標となるのは「コケ」ですよね。

コケが全く発生しないのに水草が綺麗にぐんぐん育つなんて事は非常に稀で、しかも一時的な状態だと思うんです。

「うまくいっている」という状態とはどういう状態のことを言うんだろ??そして、うまくいっていないときの対処としてはどうすればよいのか?

自分なりに整理しました。

 

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まずは上の表。主に水槽のコケの状態と水草の状態から現在の状況と対処についてまとめてみました。

上表の「処置」の状態と対処法について細かく書いていきます。

水槽の状態と処置について(上表「処置」欄から)

理想:誰もが望む理想の状態
アクアリウムにおいては「あるべき姿」ですが、ギャップを埋めてもなかなか維持できない姿です

良好:問題ない状態(うまくいっている。成功している状態)
いわゆる「成功している」状態。コケ取り生体を投入して、ガラス面に付いたコケは清掃して、水換えを行うことで解決できる状態です

A:窒素過多の状態
良好状態の処置に加え、魚が多過ぎる場合は減らすか、水草の量を増やしてみる。このとき、出来れば根張りがよく成長スピードの速いハイグロフィラ・ポリスペルマなどの水草やマツモ、スプライトなど養分吸収能力の高い水草を入れると良いと思います。また、濾過能力UPを試みると良いかもしれません

B:栄養不足
単純な栄養不足だと思います。窒素、カリウム系の肥料を追肥することによって改善される事が多いと思います

C:リン酸過多
底床やフィルターを清掃して、換水するならカリウム+微量元素を加えて、リン酸だけが突出しない様にするとよいかも。除去する場合は木酢液などを使用します

D:養分の偏り
多数の要因(水質やCO2添加量、光量、ろ過不足など)が考えられる厄介な状況。カリウム不足といわれるのが一般的。稀にカリウムの過剰添加による事もあるみたいですね。pHが高く推移していて、水草の新芽が濃緑色で萎縮している場合はカリウム過多の可能性があると思います

 

こんな感じでしょうか。

えらそうにまとめてますが、自身の水槽も黒髭ゴケは生えますし、生えた場合に、カリウム+微量元素を加えるかというと、やってません!!

じゃあ何なんだよ!!ってことですが、

うちの場合、水草は陰性中心なので、黒髭が発生した場合、バランスをとる方向で処理すると栄養過多になっちゃうんです。水草の少ない水槽でも同じですね。ですので、この場合には、フィルターを掃除して、水換え後に木酢液でとっとと退治しちゃいます。
また、リン酸除去剤を入れるという処置方法もありますが、リン酸はpHを低下させるので、pH上昇に注意してください。

あくまでも目安として、自分の水槽の環境に応じて参考にしていただければと思います。

 

読んでいただきありがとうございました!

魚のトリートメントについての話

みなさんは新たな魚を購入した時に、どの様にして水槽に迎えますか?

昔は買ってきた袋のまま水槽に浮かべて、温度を合わせた後に袋の水と水槽の水を少しづつ混ぜながら最終的にドボンだったりしたのですが、最近は温度合わせの後に、点適法などでじっくりと水合わせをするやり方が主流ですね。

自身も当初は点適法で水合わせを行なって水槽に入れていましたが、魚を入れた翌日に白点病を発症し、水槽内に蔓延させてしまった苦い経験をしてから、自分なりの手順を決めてトリートメントをするようにしています。

トリートメントの仕方やノウハウは人それぞれで、どれが良いとか、正しいとかは、はっきりいってわかりません。どんな方でも最善と思われる方法で魚を投入しているわけで、トリートメントをしていない方も沢山みえますし、それも間違いではないと思います。トリートメント水槽の水質維持がうまく出来ず、かえって調子を崩してしまう可能性だってあるわけですし。

 

とはいえ、今回は、自身が良いと思うトリートメントの方法とその理由について少し書こうと思います。

 

トリートメントをする目的

購入した生体が、病気を発症する事も、他の生体に移す事もなく、元気に水槽で泳いでくれること。
これがトリートメントをする目的ですよね。そのためにメインの水槽とは別の場所で、購入した魚の状態を監視(病気、寄生虫の有無)しつつ、自分の水槽の環境や水質に慣らしながら、体力の回復を促す事が、トリートメントの役割です。

一見して問題なさそう。という事ではこの役割は果たせません。環境の変化や潜在している病原菌などの影響を見極めないといけないので、すこし時間がかかります。
あくまでも目安ですが、自身は最低でも2週間は様子を見たいと思っています。

また、トリートメントというと薬浴や塩浴をイメージしてしまうのですが、基本的には必要ないと思います。
理由は単純で、水質の維持が難しくなるからです。
先に言いましたが、トリートメント期間は最低でも2週間は欲しい。そうなると、ある程度の水質を維持しておかないと、かえって生体にダメージを与えてしまうリスクが伴います。
薬浴、塩浴に限って言いますが、この場合、バクテリアの活性が間違いなく低下しますし、薬によっては死滅してしまうこともあります。また、薬浴したときの経験からですが、薬の効果を失いたくないという余計な思考がはたらいて、水換えを控えてしまいがちになり、この状態で餌などを安易に与えてしまうと、アンモニア中毒を引き起こす可能性が高まります。

ですので、基本的には薬浴、塩浴はせず、簡易的な濾過と水温管理機器を設置した別水槽で飼育水や新水に必要に応じて粘膜保護材などを入れて、水換えをしながらじっくり様子を見る。というのが基本で、これで十分だと考えます。

様子を見ている段階で薬浴、塩浴の必要がある場合、また、予防の意味で薬浴、塩浴をしたい場合には、それなりの薬を選定し、いずれも水換えは水質を確認しながら、頻繁に行うことを前提に実施する事になりますね。ただし、粘膜保護剤を入れた場合、薬や塩分の浸透が妨げられるので注意してください。

※:自身は以前「グリーンFゴールド顆粒」を使用してトリートメントをした時に、アンモニア濃度が下がらず、ほぼ毎日1/2の水換えを行いました。

 

ここからは、具体的な機材や手順など理由も交えて書いていきますね。

 

トリートメントする為の機材

最低限必要なものは以下になります。

・購入した生体を入れられる大きさの水槽やプラケース
・スポンジフィルター、外掛けフィルターなどの安価な濾過装置
・エアレーション機器(ポンプとエアストーン、シリコンチューブ)
・温度管理機器(ヒーターやサーモなど)
・水合わせ用の入れ物(ビーカーなど)

具体的に自身の機材を紹介します。

トリートメントタンクは4.7リッターほどのプラケースです。小型のプラケースを選んだ理由として、まず、場所をとりません。そして、丈夫で割れないし、軽いので移動や片づけが簡単で気を使いません。これ、意外と重要なんですよね。
ガラス製の水槽はそれ自体が重いですし、大きさが大きくなると水を入れたままの移動は不可能です。開けた一等地にトリートメントタンクをおける場合は別ですが、大体は水槽台の下段や狭いスペースを使うことになるので、水質確認や水換え、魚の状態を確認するのに軽くて丈夫な水槽は最適なんです。設置場所が狭ければ場所を移して水換えや確認をすればよいですからね。
ただし、悪い点もあります。それは水量が少なくなるので、水質維持が難しいことです。こまめな確認と水換えが前提になりますが、トリートメント中の魚を放っておく。なんてことはあまりないので、この点はカバーできると思います。

次にフィルターですが、エアレーションも兼ねてスポンジフィルターを使っています。外掛けフィルターも設置と撤去が簡単で便利ですが、スポンジフィルターは小さく邪魔になりにくいので、必要であればトリートメント前にメイン水槽で稼動しておくことで、バクテリアを活着させる事ができますし、メンテナンスも楽です。

温度管理機器ですが、温度調整式の75Wヒーターを使っています。ヒーターは温度を変えられる方が、万が一、病気をした場合に水温を上げられるので、治療に便利です。

そして、できれば隠れ家のような場所が確保できると良いと思います。必要に応じて薬や塩を使うこともあるので、薬の成分の影響を受けず、簡単に洗える人工水草や人工物(土管や人工シェルターなど)がおすすめです。

 

自己流 トリートメントの手順
事前準備
  1. スポンジフィルターであればメイン水槽で少しの間、稼動しておく
  2. 魚を迎える前準備として、トリートメントタンクにメイン水槽の水を半分以上とカルキ抜きした新水を入れて、ろ過を回し、ヒーターを点けて、水温をメイン水槽に合わせておく
 トリートメント手順([]内はトリートメントタンク水量を4lとして添加する量)
  1. 購入した生体を水ごとビーカーに移し、メイン水槽に浮かべて、温度合わせを行う
  2. 購入した水の水質をチェックをしておく。(ブラックウォーターであったり、メイン水槽のpHと差がある場合は、より時間をかけて水合わせを行う)
  3. トリートメント薬は「着荷時の状態」に応じてトリートメントタンクに添加し、点適法でビーカーに対し、水合わせを行う。基本的には「トリートメント:B」を行う。

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  4. トリートメントタンクに生体のみ移し、常時エアーレーションをして、5日様子を見る餌は3日目以降からほんの少しづつ与える。また、この手順で異変があった場合は、その症状に応じた薬浴を行う)
  5. メイン水槽の水をピペットで、トリートメントタンクに数日かけて移していく
  6. 手順3で薬浴をした場合、トリートメントタンクの水がメイン水槽の水と入れ替わった頃合いで「アクアセイフ」を規定量[2ml]「ジグラウォーター ベニッシモ」を規定量[4ml]添加し、さらに5日ほど様子を見る
  7. 約一週間様子を見て異常がなければ、トリートメントタンクとメイン水槽の水質をチェックした後、メイン水槽に生体のみ投入する(水質に違いがある場合は水合わせを実施)

上記の方法は自身が目安として作成したものです。
「アクアセイフ」を添加する理由は粘膜保護の為です。「ジクラウォーター」に関しては、生体の消化吸収促進を促せればよいかな。という理由からなんとなくですね。また、住んでいる場所の関係もあり、通信販売で生体を購入する事が多いので、通常より着荷時の条件は厳しくなります。上手に梱包してくれるショップでも、やはり冬場は水が冷えてきますし、夏場は暖かくなってきます。到着した時の水温や状態に注意し、外傷や、極端に常態の悪い時には必要に応じて薬浴も行いますが、軽い症状であれば比較的生体へのダメージが少ないメチレンブルーを主としたもの(自身は「グリーンFリキッド」)を使うようにしています。「塩」や「グリーンFゴールド顆粒」を使用する事態になった場合は、トリートメントではなく治療の領域だと考えます。

 

以上、アクアリウムは最低限の知識を基に、飼育者がベストだと思う方法で創意工夫をしていくものだ。と思っていますので、これが読んでいただいている方にとって、ベストではないかもしれませんが、トリートメントについてまとめてみました。

 

読んでいただき、ありがとうございました!

照明に関する少し思い切った話

今の水槽(陰性水草中心)を立ち上げて、環境面で一番違うなと実感できている事といえば、ガラス面へのコケの出方です。

ちなみに、

リセット前の水槽レイアウト ↓

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現在の水槽レイアウト ↓

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写真ではコケは写っていませんが、リセット前に比べ、リセット後の水槽は圧倒的にガラス面へのコケの発生、付着がありません。どれくらいかというと、2週間に1回、水槽に近づき、よ~~く見ると分かるレベルのコケがガラス面の一部に薄っすらと付く程度です。(リセット前は2週間放っておくとガラス全面にコケが発生し、石や、機材にもコケが付いてしまうレベルでした)

水槽の設置場所は変えていないので、ガラス面へのコケの出方の違いは、照明の違い(明るさの違い)が最も影響しているのではないかと考えています。
他の要因も当然、あると思います。そもそもリセット後は陰性水草を中心にしている事もあり、肥料分は一切、添加していないですからね。

以前の水槽は有茎草ばかりで、前景に肥料食いといわれるキューバパールグラスを植えていましたので(後にエビとコリドラスに抜かれて全撤去しましたが。。。)、底床ベースには「ADA パワーサンド スペシャルS」(スペシャルには「バクター100」と「クリアスーパー」が含まれる)を規定量の半分敷いていましたし、「テトラ イニシャルスティック」も規定量の1/3、あわせて「メネデール」「ADA ブライティK」「ADA グリーンブライティ STEP2」をたまーに添加するという、なかなかの添加剤ジャンキー振りでしたから、コケの発生も無理はない。と思いますが、それでも、ここであえて言わせていただくと、

ガラス面のコケの発生にもっとも影響するのは光です!!(キッパリ)

あえて光と言ったのは日光の影響をものすごく受けるからです。ここでの話として、日光を持ち出すと面倒なので除外するとして、最近のアクアリウムは照明が明るすぎるんですよ。きっと。

だから、出るべくして出るコケの抑制、処理に苦労する。

うちの環境も、リセット前は「ADA アクアスカイムーン 301」だったものを、リセット後は「アクアシステム ファインスポットLED 10W」に変更し、照射角を60° にしています。

今の水槽が、もし、「アクアスカイ」だったら、肥料など添加せずとも、今頃はコケに悩まされっぱなしだったと思います。

余裕のあるアクアリストなら、ここで、
「では、今の水槽にアクアスカイを設置して様子を見たいと思います!」
って事になるんでしょうが、自身にはそんな余裕も甲斐性もございません。
あくまでも机上の話で進めますが、

そもそも、光が当たらなければコケはほぼ発生しないし、発生したコケも光を遮断すれば多少養分が過剰であっても衰退します。以前、藍藻に悩まされて遮光をした時に、コケは一気に衰退するのに水草は案外成長しているな。と感じていました。ま、間延びはしてましたが。
なので、思ったんです。基本的に光量は最低限で良いのだ。と。

ただ、光量を絞れば弊害もあります。たとえば、キューバパールグラスグロッソスティグマなどを匍匐させるには、明るい照明を使いましょう!そうしないと光を求めて立ち上がって育ちますよ。というのが一般的に言われることですが、その通りですよね。
でもね、決して水槽全体、そして、ガラス面まで煌々と照らせ。とは言っていない。
水槽の底全面を覆い尽くすように育成する場合はそれで良いと思うんですが、そうでなければ、メインとは別に明るいスポットライトを設置して、対象の水草にスポット照射すれば良いんです。

要するに

「育てている水草の種類と量から判断し、最低限の明るさを確保できる照明を選定し、必要に応じてスポットライトで補填する」

今は様々な水草が飼育できるようになって、確かにCO2をたくさん添加して、養分も豊富に与えて、強い光を当ててやらないと水中ではうまく育たない水草もあると思います。それに、絨毯の様にびっしり隙間なく水草で埋め尽くそうと思えば、普通の状態よりも光を当てないといけないのだとも思います。

こういった背景があり、昔は暗っい蛍光灯で育てていた水草も全部ひっくるめて、一般的な話として、水草(特に有茎草)は明るい環境でないと育たない。明るい照明が良いに決まっている。なんて風潮になっちゃったんじゃないの??と。
明るけりゃ明るいほど良い!!なんて事は絶対にないと俺は思ってますけどね。

 

そして、最後に1つ。

現在、完全にお払い箱状態の「アクアスカイ・ムーン」ですが、この照明、点灯状態だと、そりゃーめちゃくちゃかっこいいんですよ。それは認めます。だからこのまま遊休にしておくのは実はすごく寂しいんですよね。

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そのうち、使いみちを考えます。

 

読んでいただき、ありがとうございました!

60日を経過した陰性水草水槽の話

現在の水槽を立ち上げて60日が経過しました。

一時、調子が悪そうに見えたミクロソリウムは思い切ったトリミングと木酢液での黒髭除去により、新芽を出しながら順調に増え始めました。
ルドウィジアは栄養分が少なく、照明も弱いこともあり、成長スピードはゆっくりで、葉も赤く色付きませんが、一応、脇芽を展開し、枯れるような事はありません。
クリプト類は、一部の葉が白化し、解け落ちることはありますが、株毎解けてしまうことはなく、ゆっくりですが、成長しています。
ブセファランドラについては、水には馴染んでくれており、新芽を出しているので安心していますが、順調に成長してくれるのかどうかは、まだまだこれからの判断になりそうです。 

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ということで、おおむね順調ではあるのですが、つい先日、ダイヤモンドネオンテトラ(以下、DNT)が1匹亡くなりました。

異常に気がついたのは亡くなる前日の夕方で、生体の数を確認した時に1匹だけ群れの中にいなかったので水槽内を探してみると奥のほうで力なく泳いでいるDNTを発見。
よくみると尾の付近が充血しており、かなり痩せて見える。
少しの間、観察していると弱っているのが分かっているのかヤマトヌマエビ数匹が流木や水草から度々このDNTに飛び掛り、明らかに捕食しようとしている。

この時点で隔離できる準備が整っていなかった為、翌日トリートメント水槽を準備することにし、翌朝様子を見るとDNTは思うように泳げず、エビの捕食行動から逃れるのがやっとの状態でした。急いでトリートメント水槽を準備している途中に力尽きてしまった・・・。エビの餌食になるのは正直見ていられないので、直ぐに水槽から出して、庭に埋葬しました。

原因ははっきりしないですが、尾が充血していたことからエロモナスかもしれません。

今のところ他の生体の以上は見られないので、しばらく水換えの頻度を上げて様子を見ることにしています。

それにしても、今回のようなエビの姿を見てしまうと、ヤマトではなく、小さなミナミにしておけばよかったのかな。と少しだけ思っちゃいますね。

 

読んでいただき、ありがとうございました!