Choco-Goura Keepers

アクアリウムに関するちょっとした話

このブログに記載している内容は、アクアリウムに関する個人的なメモを含みます。あくまでも自身の経験と知識による見解ですので、万が一参考にされる場合は個人の責任の下でお願いします。また、ご意見、ご感想等ございましたら、お気軽にコメントください。

『南米水槽』の今をご紹介しながら振り返る話

明けましておめでとうございます。

 

昨年はたくさんの方に、このブログを読んでいただき、また、貴重なご意見やアドバイスをいただきまして、誠にありがとうございました。

2019年も引き続きこの不定期更新のだらしのないブログを読んでいただければと思います。

 

さて、新年最初の記事ですが、

『南米水槽』の現状報告をしたいと思います。

 

この『南米水槽』にも一応のコンセプトというか、狙いがあるんです。

簡単にまとめてみましたので、まずはそれをご覧ください。

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 

◇コンセプト

コリドラスの飼育を中心に、南米原産種の生体と水草に限定した30センチキューブ水槽
※コケ取り要員のエビ、貝は除く

 

◇目指すところ

コリドラスが元気に暮らせて、水草がある程度育つこと。

 

◇方針

①水質を弱酸性の軟水に維持する(コリドラスが元気に、南米原産の水草が育つ)

②底床を清潔に保つ(コリドラスが病気になりにくい)

水草がある程度育つ環境を整える(枯れない、コケない)

④水はクリアウォーターにする(好みの問題)

 

◇実施したこと

A.底床の嫌気域を極力作らないために底面フィルターを使用(②)し、外部フィルターと併設して稼働することで清潔な環境を作るとともに、水質を弱酸性の軟水に維持する為、底床材は吸着系の硬質ソイルを選定(①、④)する。これにより、ある程度の底床掃除も可能になり、クリアな水を作る(④)ことができる。

B.照明は水草の量とコケ対策を兼ねて強すぎないアクシースワンLED水草用を選定(③)する。

C.CO2は添加する(③、①)が、小さな水槽であることから水槽内に場所を取らないマスターアドバンスを使用して外部フィルター配管内に強制添加をおこなう。

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 

 以上が、当初考えた『南米水槽』のコンセプトとそれに基づいた構想です。

 

 

これが現在どう変動したのか。コンセプト通りの結果になったのか??

主に変更した理由からどの様になったのかを説明します。 

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 

◇変更したこと

・蔓延する黒髭ゴケ対策

立上げから100日を超えたあたりから、ぽつぽつ黒髭ゴケが出はじめた為、トリミングや器材の清掃をしながら対処していましたが、コリドラス・レセックスを2匹迎え入れてから、水槽全体に黒髭ゴケが蔓延し始めて、そこからは清掃では追い付かず、様々な対策をしていきました。

 

対策① リン酸の除去

生体が増えたことによる餌の増加と水草が少ないことによるリン酸過多を解消する為、外部フィルターにリン酸除去剤を投入。

対策② 水草の追加植栽

生体が増えたことで当然、糞尿も増えるわけで、それに伴い増加するであろう窒素を水草を増やすことで吸収してもらう。

対策③ カリウムの添加

水草は窒素、リン酸、カリウムをバランスよく吸収するため、リン酸だけ除去して、水草を増やしても十分に養分を吸収してくれないので、カリウム溶液(ADAニュートラルK)を添加。

 

当初の水草は以下でした。(赤字は現在撤去している水草

ミリオフィラムsp.ガイアナドワーフ
ミリオフィラムsp.オレンジ
Ech.デビルテール
Ech.オパクス ヴェルデ
Ech.レッドフレーム
ウィーピングモス(流木活着)
アマゾンフロッグピット

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こんな感じ。コリドラス飼育をメインとしていたので、水草は控えめにしていました。

  

それを、以下の様に増やしてみました。(青字は追加した水草

ミリオフィラムsp.オレンジ
Ech.オパクス ヴェルデ
Ech.レッドフレーム
アマゾンフロッグピット
アマゾンハイグロ
Ech.ウルグアイエンシス・レッド
Ech.ディープパープル
ルドウィジア・ブレビペス
ルドウィジア・インクリナータ キューバ
トニナsp.ベレン
パールグラス

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こんな感じ。余分な流木などを撤去して、前面にスペースを空ける形で植栽しました。

配置は以下の通りです。

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そして、すいません。

お気づきの方がいるかもしれませんが、パールグラスは南米原産ではなく、北米原産の水草です。(ここだけ妥協しちゃいました)

 

この対策で黒髭ゴケの勢いはなくなり、今は衰退しています。

  

・増えた水草の成長促進

成長促進と言っていますが、単純に一気に増やした水草にしっかり成長してもらうために変更した事です。

 

対策④ 光量とCO2添加量のアップ

水草光合成を促すため、照明を眠っていた「ADAアクアスカイ・ムーン 301」に変更。あわせて、CO2添加量を1滴/3秒から1滴/1.5秒に変更。

対策⑤ 水草用添加剤の添加

生体が増えたことで、窒素やリンはまかなえるとしても、底面ろ過なので底床には肥料分はありません。これを補うために「メネデール」の添加を開始しました。
メネデール」は水量に対し2500倍の希釈量(水量10Lに対して4ml)を7日に1回添加するのが適量らしいので、25L水槽の場合10ml/週の添加量となり、1プッシュ1.4mlのボトルで毎日添加してもよいことになるのですが、実際には2日から3日に1プッシュ(4ml/週)程度の添加にしています。

 

この変更で元気がなくなっていたパールグラスや、ルドウィジア・ブレビペスが元気を取り戻し、ブレビペス、ミリオフィラム・オレンジも徐々に赤みをおびてきました。

  

◇結果

途中の変更や対策を経て、現在の状態はほぼコンセプト通り目指すところを達成できていると思います。

導入したすべての生体は病気にもならず、元気にしていますし、水草についても入れ替えはありましたが、現在は普通に育っています。

ただし「南米原産種の生体と水草に限定した」というところだけは北米原産のパールグラスを植栽したので、踏み外してしまいました。
水草を増やす段階でスターレンジやパンタナルなども考えたのですが、とにかく成長が早く、養分をガンガン吸収してくれる水草が欲しかった。初期から構想していればそういった水草を選択できたのでしょうが、緊急処置的な流れから水草を増やしたため、やむを得ずの選択になってしまいました。

 

◇今後の予定

現在『南米水槽』を維持している中で気になっていることを中心に変更を検討している内容として

 

・吸水パイプの変更

現在は「ADA リリィパイプ・ミニV-1」を使用していますが、ストレーナー部はガラスパイプにスリットが入っているだけなので、そのままだとトリミング後の水草の葉や、残餌やフンをフィルター内に吸い込みやすく、サブフィルターが汚れやすいと感じるので、以前に購入したアクリルパイプ製のストレーナに変更し、ストレーナースポンジを取り付けようと考えています。

リリィパイプ・ミニにはストレーナスポンジがそのままつかないんですよね・・・

・底面フィルターをモーター吸い上げ式からエアリフト式に変更

やはりコリドラスにはエアレーションがあったほうが良い気がします。消灯時にエアレーションしていますが、常時エアレーションしたほうが良い気がするのと、モーターがデカくて目立つので、パイプを付け替える形でエアリフト式にしてみたいと思っています。そうすれば消灯時のエアレーションも不要になりますし。

 

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立上げから220日。1年経過したらソイルを入れ替えようと思っていますが、それまでにエキノドルスがしっかり成長してくれるといいのですが。

 

それと、やっぱりコリドラスには狭く窮屈な生活をさせている思いますので、いつの日か大きな水槽でのびのびと泳げる環境が作れると良いなとは思っています。

 

読んでいただき、ありがとうございました!!