Choco-Goura Keepers

アクアリウムに関するちょっとした話

このブログに記載している内容は、アクアリウムに関する個人的なメモを含みます。あくまでも自身の経験と知識による見解ですので、万が一参考にされる場合は個人の責任の下でお願いします。また、ご意見、ご感想等ございましたら、お気軽にコメントください。

『黒い水槽』立ち上げで得たものについての話

『黒い水槽』を立ち上げて2ヶ月が経過しました。

 

立ち上げからこれまでの経過について簡単に振り返り、新たにわかった事や再認識した事などをまとめてみようと思います。

 

まずはこれまでの経過について列挙します。

 

・リセットを予定していた水槽の水をタネ水にして立ち上げて、2日目からヤマトヌマエビを投入
・pHが最大7.6程度で推移した為、換え水にクエン酸水溶液を添加し、ほぼ毎日1/4~1/5の水換えを行う
・13日目から水槽内の水流の当たる場所にゼオライト(イオン交換による硬度低下)、17日目からピートモス(pH低下)を設置し、23日目からフィルター内にピートモスを設置
・26日目に白濁りが発生するが「ジクラウォーターベニッシモ」を25ml添加し、翌日に解消
・29日目に「プロジェクトソイル 水草」をフィルター内に設置(ピートモスを撤去)し、現在までpH6.6前後に安定
・31日目にCo.レセックスを2匹投入、1匹の鰭先端に白い塊を見つけ、35日目から「アクアテイラーズ マジカルウォーター」を添加し、添加継続5日後に鰭の塊は消える
・レセックス投入後から検出されていなかったアンモニアが薄っすら検出されはじめ、ここから約30日間アンモニアが検出され続けた(pH6.7~6.4で1.0~0.5mg/l程度)為、水換えを定期的に実施
・38日目に底床を「湧水の砂」から「ナノグラベル スラウェシブラック」に交換
・42日目にナノストムス・エスペイ、46日目に石巻貝(石に付いたコケ対策)、53日目にチョコレートグラミーを移動
・57日目にレセックスがヒーター線とアクアコンパクトのストレーナの間に挟まれているのを発見し、救出(前日から外出していた為、何時挟まれたのかは不明)。弱った魚を狙うヤマトヌマエビは陰性水槽に移動
・60日目にヤマトヌマエビの代わりに陰性にいたアルジーライムシュリンプを6匹移動
・62日目よりアンモニア濃度は0に

 

ざっとこんな感じです。

 

現在、30センチキューブに魚8匹、エビ6匹がいます。

 

ここまで約70日。石を中心としたレイアウトにし、底床を砂にした事が大きな要因だとは思いますが、とにかく最初の1ヶ月はpH調整に追われる日々でした。
pHについて様々な方からアドバイスを頂いたり、自身で調べたりと大変勉強になった立ち上げでした。
細かな内容は前の記事でも書いていますので割愛しますが、pHについてわかった事と再認識した事として

・硬度が影響している場合(緩衝作用が働いていて、すぐにpHが元に戻ってしまう場合など)にはゼオライトが有効。(イオン交換によって硬度を下げる)

・ソイル、ピートモスのpH調整および維持能力はやっぱりすごい。

底床がソイルでないとpHを狙いの値に調整するのが難しいですね。改めて実感しました。

 

はっきりいってpHが6.5だと飼えるけど7.5だったら飼えない熱帯魚ってほとんどいないと思うんですよ。その逆も。
ただ、より良い環境というのはありますし、コケの出易さやアンモニアの影響度などにも少なからず影響があるので、がんばって調整するんですけど、今回は本当に苦労しました。

 

それから、アンモニア
タネ水を使うことで、早期立ち上げができたと思ったのですが、レセックスを入れた直後から処理が間に合わなくなったのか微量を検出しはじめました。
基本的に水換えを行ってアンモニア濃度を上げないようにしながらバクテリアの繁殖を待ちましたが、再び検出されなくなるまでここから30日ほどかかりました。

初期にpH対応で頻繁に水換えをした事も影響したかもしれませんが、水質は定期的に確認しないといけないという事を再認識しました。

 

あと、これまで酷くコケにやられてはいませんが、石とガラス面には薄っすらとコケが出ます。
今までに3回ほどガラス面の清掃と1回だけ石を取り出してコケ取りを行いましたが、神経質になるほどのものではなく、ガラス面の清掃は定期的にやりますし、石のコケは照明が特に当たる手前の1つが若干目立つ程度なので、石巻貝に任せてもおけば良いレベルかなと思っています。
水草にはほとんどコケは付いていませんが、陰性水槽からもってきたブセの葉の淵に薄っすらとコケがあるので、こちらは新たに投入したアルジーライムシュリンプに任せようと思います。
コケに関しては、照明が必要以上に明るくなければ抑制できる事を再認識。

もともと低光量で育つ水草しか入れるつもりが無い水槽なので10Wの「アクシースワンLED」でなんの問題も感じません。むしろ明るいくらいかな。と思ってます。
それと、コケが出始めたのが41日目からなのでやはり生体が増えるとコケの発生リスクは高まりますね。

 

あとはトラブル的な。

初期からコリドラスの鰭に付いていた白い塊。
結局なんだったのかはっきりしていませんが、マジカルなウォーターのおかげか、現在はすっかりなくなっています。

いやぁ今回の立ち上げのヒットはゼオライトのイオン交換と、この「マジカルウォーター」でしたね。
マジカルウォーターについては前に記事にしたのでそちらをご覧ください。

toronto1030.hatenablog.com

 

そして最後にレセックスの挟まり事故について。

自分が出張から帰ってみると、ストレーナーとヒーターの線の間に挟まっていたのですが、何時、どれくらいの時間挟まっていたのかはわかりません。
慌てて救出しましたが、おでこから左右側面上部と左のお腹にかけて白くなってしまい、粘膜が剥がれてしまった様な状態で、所々に傷があり、左側の胸ビレと腹ビレは千切れてしまって、付け根も動かせない状態でした。
救出直後は元気も無く、あまり動けない様子だったので、覚悟を決めたのですが、すぐに次の様な対応をしました。

 

①まず、弱った個体に襲いかかっていたヤマトヌマエビを別水槽へ即移動(もしかしたらヒレはヤマトにやられたのかもしれません)

②毎日、底床掃除と1/5(5リットル)~1/8(3リットル)程度の水換えを繰り返し、その都度、感染予防としてマジカルウォーター1滴と粘膜保護としてアクアセイフを添加

 

前にも記事に書きましたが、

どう処置するのが最善なのかわからない(症状から病気が特定できない場合も含め)。もしくは、病気の初期段階の場合には投薬、塩浴いたしません!

というのが、自分の経験から得た最善の対応です。ただし、隔離できるなら隔離はしたほうが良いと思いますが。

今回は外傷による衰弱なので、あえて隔離はせず、なるべくストレスを与えない様にして、水質をこまめに確認し、水換え頻度をあげて様子を見る事にしました。

 

救出から3日目にポップアイの様な症状(文字通り目が前より少し出てきている気がした)がみられたのですが、水換えと底床掃除を継続し、2日後にはポップアイの症状は解消。

その後も餌食いは良く、今は白く変色していた体表も回復し、胸ビレも再生、動かせるようになっています。
腹鰭はまだ再生していませんが、このまま順調なら回復してくれると思います。

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器材の配置もしっかり考えないといけない事を思い知らされました。

 

立ち上げから2ヶ月しか経っていないのに、様々な事がありました。

 

次は陰性水草水槽のリセットになると思いますが、今回の経験をいかして、安心安全な立ち上げができたらと思います。

 

 

読んでいただき、ありがとうございました!