Choco-Goura Keepers

アクアリウムに関するちょっとした話

このブログに記載している内容は、アクアリウムに関する個人的なメモを含みます。あくまでも自身の経験と知識による見解ですので、万が一参考にされる場合は個人の責任の下でお願いします。また、ご意見、ご感想等ございましたら、お気軽にコメントください。

【事前準備編-4】メイン水槽お引越しリセットの話-4(パイロットフィッシュ)

新しい水槽をセッティングし、空回しを開始して7日。

水槽にはヤマトヌマエビを5匹移動させました。

立ち上げ初期にエビの投入というのはセオリーから言うと好ましくないと思います。

当初の予定ではメイン水槽の水を大半使用する事で、生体、水草を一気に移動する目論見でしたが、ヒーター故障による水温低下事故により、それができなくなった為、メインの水をタネ水として定期的に水換えしながら、水槽環境を整える方法に切り替えて、この方法で水槽がどの様に立ち上がるのかを見極めたいと思っていたので、パイロットフィッシュを入れる予定はありませんでした。

しかし実際にはヤマトヌマエビ5匹を立ち上げ中の水槽に投入した。

今回の記事はヤマトヌマエビ投入の経緯についてです。
記事にするべきか否か、自分の中にとどめておけば良い話ではないか。と思いましたが、非難覚悟で記事にします。



実を言うと日ごろからヤマトヌマエビに関して、少し困っている事がありました

1つ目は、食害と水草の引抜き被害

アクアリウムを再開して、最初のセッティングではキューバパールグラスを見事なまでに引抜きましたし、ロタラやハイグロフィラは穴だらけにされました。
また、コリドラスの餌を横取りしてしまうので、なかなかコリドラスに行き渡らなかった。

リセット後には空いた水槽で水草水槽を計画していて前景草や柔らかい水草を抜かれたり、穴だらけにされたくないので、陰性水草と一緒にリセット後の水槽に移動してもらおうと思っていました。
食害のほうはこれで解決できると。

そして、もう1つ

弱っている魚を襲う事。

そもそもヤマトヌマエビに限らず、エビは雑食なので、当然、魚も食べます。
大きな魚や、小さくても元気な魚はエビには捕まらないので、よほどの事がなければ悲劇は避けられます。
しかし、今回の水温低下時にもそうですが、体の大きいヤマトヌマエビは衰弱している魚を容赦なく襲います。
実際に、過去に亡くしてしまったチョコグラやダイヤモンドネオンテトラは彼らの餌食になりました。

実は2月15日にはコリドラスが亡くなってしまいました。
うちでは初期の生体で、1年以上飼育していたのですが、このコリドラスも先日亡くなったチョコグラもそうですが、エビに尾ビレを捕まれて、逃れようと必死でした。
チョコグラの方は自分が確認したときには、すでに尾ビレがぼろぼろに裂かれていましたし、執拗に追い回していました。

これは最初からわかっていた事でしたが、これほど顕著に、しかも目の前で弱っている魚にやられると、流石に見てられない。

そもそもコケ取りの目的で投入している事もあるし、鑑賞飼育用として、自分の場合、甲殻類には全くといって興味がない。

そういった背景と、衰弱しているコリドラスを執拗に襲っているのを目の当たりにした状況も手伝って、エビを空回ししている水槽へ放り込みました。

魚がどんどん弱っている中で、さらにエビから執拗に襲われて、どんどん消耗していく。
それから開放してあげたい。

サテライトなどにエビを緊急避難させるなどの手はあったと思います。
冷静に考えればそうです。
ただ、その判断に至らなかった。

エビファンの方には不愉快な話かもしれませんが、これが正直な話です。身勝手な判断です。

こんな事を記事にして何になるのか?
このブログの目的は自身のアクアリウムの記録なので、行動として間違っている事でも自身が実施した内容や起こった事については記事にしておくべきだ。と思いました。

ヤマトヌマエビですが、幸いにも元気です。

空まわししている水槽にはメインの水槽から水をもって来ているので、いきなりアンモニア濃度が致死量に達することは無いとは思いますが、pHはもちろん、水質は不安定な状態です。
砂地に岩組のレイアウトにおいて、pHを弱酸性の環境にもっていく為、過酷な水換えもします。

ヤマトヌマエビには過酷な役割かもしれませんが、この水槽でしばらくアンモニア源として頑張ってもらいます。
リセット以降もこの水槽で暮らしてもらうつもりです。



読んでいただき、ありがとうございました!


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