Choco-Goura Keepers

チョコレートグラミーの育成とアクアリウムに関するちょっとした話

このブログに記載している内容は、アクアリウムに関する個人的なメモを含みます。あくまでも自身の経験と知識による見解ですので、万が一参考にされる場合は個人の責任の下でお願いします。また、ご意見、ご感想等ございましたら、お気軽にコメントください。

濾過について少し考えてみた話


お久しぶりです。

まだまだ暑いですね。


唐突ですが、皆さんは、濾過はどうしてますか?


濾過と一言で言っても水槽の大きさや飼育している魚の種類や量、水草の量、はたまた底床種類などによって種類やサイズも様々で、さらに、ろ材もいろいろなものがあって、結構悩みますよね。

 

自分的にはこれらを悩んで、考えている時が最高潮に楽しいんですけど。

 

前々から自身は濾過能力を最大に発揮させる為には

「可能な限りゆっくりと、濾過槽にまんべんなく水を送る」

ことだと思っています。

ただ、水量のある水槽において、ゆっくりと滴り落ちるような濾過をしていては処理が間に合いませんので、一般的に言われていたり、メーカーさんのノウハウとして公開されているように

最低でも1時間に水槽内容量の水を5回転できる流量を持ち、水草を育てたい場合には、できれば水量比で、ろ材実量が6%以上確保できるフィルターセットを選定する」

と言われています。

これらを踏まえて、ベストだと思うセッティングについて

  1. 外部フィルターのメイン+サブ直列式(30cmキューブ以上の水槽)
  2. 外部フィルターと、底面フィルターの併用(60cm未満の水槽)
    ※:直結ではありません。併用です。せっかくゆっくりと高能力な生物濾過ができる底面フィルターに流量の多い外部フィルターをつなげてしまうと、水の流れが速くなりすぎて、ゆっくりと生物濾過ができず、単に面積が大きく、目詰まりしやすい物理濾過装置と化してしまい、底面フィルターの良いところを活かしきれないと考えるからです。

大型魚を飼育するような水槽や環境に関しては、自身の経験もないですし、全くの勉強不足なので、省きます。

1.のフィルターセットは「CO2マスターアドバンス」で有名なWPWさんもおすすめしているセットです。
これの良さは濾過容量を稼ぎながら、攪拌しない程度に流量が絞れる事と、フィルター清掃をメインとサブ交互で行うことで、清掃時の水質悪化のリスクを少なくできる事です。
この場合、一般的な水槽容量に適応したフィルターを2台設置すると、水流もろ材実量も前記した目安に見合う事が多いです。(60cm規格水槽ならエーハイム2213を2台など)

2.のフィルターセットもありきたりの組み合わせですが、有効性について、少し突っ込んでみます。
底面フィルターは、エアリフト式が多く、モータ駆動式であっても流量調整可能なものが多いです。そのため、流量が緩やかで(または流量を絞る事で)、底床にゆっくりと水が通り、その濾過面積を最大限に活かした能力の高い生物濾過をさせることができ、それと共に、底床内に水流を作る事で止水域が少なくなり、有害物質が発生しにくくなる効果を得ることができます。

それに加えて、外部フィルターは物理寄りのろ材セットにし、ゴミ取りをメインに考えるが、物理ろ材に定着したバクテリアにより嫌気にならない程度(水槽内の水を1時間に5回転できる程度)の生物濾過を担わせることで、底面フィルターの流量不足とメンテナンス不備による目詰まりなどで、水槽内が嫌気になるリスクを回避する事ができます。

底面フィルターは、底床に制約があり、定期的なメンテナンスが必要ですが、ほとんどの方が底床やフィルターの種類によらず、プロホースなどで底床掃除をしていると思いますので、それほど苦にする必要はないと思います。
唯一の弱点はコリドラスが好む様な、細かい砂を使えない。という事くらいですかね。

また、底面フィルターは水草に向かないのではないか?と言われます。理由としては、底床に栄養分がとどまらない。とか、根っ子がフィルタに絡みつく。という事だと思いますが、底床肥料を定期的に追肥しないといけない様な水草がどれほどあるの??という話です。また、根の絡みについては、ネットを敷くなど対策はいくらでもあります。底面フィルターは水草育成には不向きではありますが、だめだというわけではないと思います。YouTubeでも様々な方が底面フィルターで綺麗に水草を育てているのをよく見ますし、一般的な水草なら十分に育ちます。
逆に陰性水草中心のレイアウトならどうでしょうか。流木や石に活着させることで掃除の時は、それごと水草を退避させればよいですし、底床にも根を張らない。栄養分も少なくてよいという意味では、底面フィルターは非常に有効な濾過フィルターになります。

 

では、実際に自身の環境ではどうなのか?

 

自身は陰性水草メインの30cmキューブ水槽に生体22匹(最も大きいものはコリドラス)を飼育している環境で、メイン(エーハイム2211:ろ材実量1l)+サブ(アクアコンパクト2005:ろ材実量1.3l)直列(ろ材実量は計2.3l)の外部フィルターを設置し、モータ駆動式の底面フィルターを併設しています。

ろ材セットは以下の通りで、底床にはソイル(アクアシステム プロジェクトソイル 水草)を敷いています。

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現在、このろ過セットで特に水が濁ったり、生体がおちてしまう事はなく、亜硝酸の検出はありません。あわせて、ガラス面へのコケの付着もほとんどなく、黒髭ゴケが一部の水草に少し付く程度なので、濾過としては十分機能しているのだと思います。

 

ただ、これが濾過の難しいところなのですが、だからといって、本当にそれがこのろ過セットのおかげか?といわれれば「たぶんね。」くらいの返事しかできないのも事実なんです。

いろいろ書きましたが、経験から言うと、濾過って、必要最低限のラインを上回っていれば、それ以上の効果は非常に分かりにくいものなんですよね。

 

そして、不満なこともあります。

それは、硝酸塩濃度が必ずしも低くない事です。

どれくらいかというと25mg/lほどを常に検出する状態。これはコケの発生がほとんどなくなったことにより水換えの頻度が減っていること。生体数に対し、養分を吸収できる水草が少ない事が影響しているのではないかと思っていますが、明確に言い切れるわけではありませんので、経過を観察しながら、硝化に関する試行錯誤をしながら、納得のいく結論が出せればと思っています。今後の課題ですね。

 

毎度毎度それらしいことを書いて、最後に「知らんけど」みたいな結論になってしまい申し訳ない!

 

でも、だからアクアリウムは面白いのだと自身は思っておりますです。はい。

 

読んでいただきありがとうございました!