Choco-Goura Keepers

チョコレートグラミーの育成とアクアリウムに関するちょっとした話

このブログに記載している内容は、アクアリウムに関する個人的なメモを含みます。あくまでも自身の経験と知識による見解ですので、万が一参考にされる場合は個人の責任の下でお願いします。また、ご意見、ご感想等ございましたら、お気軽にコメントください。

陰性水草水槽の立ち上げから今まで。考えた事、やった事についての話

現在の水槽は、ミクロソリウム2種、ブセファランドラ4種、クリプトコリネ4種といった、いわゆる陰性水草を中心に、ルドウィジア・レスペンス”ルビン”2本、ベトナムゴマノハグサ5本、ポゴステモン・ヘルフェリー6株を脇役に、そして水質浄化の役割でマツモ10本を入れた「だいたい陰性水草水槽」です。

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この水槽を立ち上げるにあたり、以前と変更した条件や機材に関して感じたことを少し整理しておこうと思います。

 

リセット前に決めていたこと

まず、リセットするにあたり、事前に決めていたことがあります。
それが以下の4つです。

①飼育している生体、特にチョコグラに良い環境にする

リセット前の水槽はpHは6.8~7.0くらいだったので、もう少し酸性寄りの環境を作りたかった。好みの問題として、透明の水で飼育したかったのと、pH調整剤での対応を避けたかったので、pHをコントロールするソイルの使用を検討し、最終的にはエビも飼育していたので、極端な酸性を避ける為に「プロジェクトソイル 水草」を選定。また、濾過の効いた安定した水を維持する為、外部フィルター2台(メイン+サブ)に加えて、プロジェクトソイルを使うなら。ということもあり、新たに底面フィルターを増設することに決めました。
水流については、リセット前から外部フィルターにはリリィパイプスピンを取り付けて調整しており、こちらはそれをそのまま利用。増設した底面フィルターは水中ポンプ式を選定して、水流調整と出水口にシャワーパイプを取り付けることで抑えられると考えました。

②陰性水草中心で水草の(改良種の場合は原種の)原産地をアジアに統一する

ミクロソリウム、ブセファランドラなど活着する水草は流木に活着させることを基本に、アクセントとして、リセット前から栽培していたアジア原産の水草の移植と、赤がポイントのルドウィジアを追加購入。単にアジア原産の水草を選定するだけなら難しいことは何もありませんが、陰性水草が多いと気になるのはコケの発生なので、この対策として、水槽内が栄養過多にならない様に養分吸収に優れ、水質浄化能力が高いラオススプライトを投入することにした。

そして、環境面での対応として、照明をアクアスカイムーンからファインスポットLED10Wに変更し、必要以上の光を当てない様にする。

③肥料を使わない

狙いはコケの発生を抑制する為です。底床肥料、液肥含め一切使わないで立ち上げ、維持する。ベトナムゴマノハグサやポゴステモン・ヘルフェリーが維持できるか心配ですが、枯れる事はないだろうとふみました。

④レイアウトに石を使わない

 単純にレイアウトに使うとコケが付いた石を清掃するのが非常に面倒だからです。放っておくと見映えも悪くなってしまう。その点、流木は底床に埋めないので、取り出して清掃できるので、流木のみを入れる事にする。

 

リセット後に変更したこと

事前に決めていた4つの構想通りリセットは完了し、ほぼほぼ順調に立ち上がったのですが、やはり心配なこともあれば多少のトラブルもありました。
リセット後1ヶ月維持してきて少し工夫したことや変更を余儀なくしたことは大きく4つです。

①水換え時の添加剤

水槽自体のpHは狙い通り6.2~6.4で維持できたが、水道水が弱アルカリ性なので、水換え時のpH合わせをどうするか少し悩んでいました。
そんな時にアクアセイフがpHを下げることをネットの情報で知り、以前記事にした様に自分で実験してみると、pHを弱酸性へ寄せる傾向が判明。一緒に検証したジクラウォーターもほんの少しpHを下げた為、これらを添加することで、水換え時のpH差による不安を少しだけ解消できたかなと思っています。
現在は、立ち上げ、または新たな生体導入から1ヶ月まではアクアセイフ、それ以降はジクラウォーターを使用することに決めて、水換え時に添加しています。

水草の変更

リセット時にソイルに植栽し、一次綺麗に成長している様に見えたファインリーフラオススプライトですが、1ヶ月経過したあたりで一気に枯れてしまいました。原因はわかりませんが、栄養/光量不足、植栽時の茎へのダメージ、単純に古い部分の寿命なのかもしれませんが、残念ながらうまくいきませんでした。陰性中心の水槽で、生体も多いので、不純物や養分が余る傾向になることは予測できるので、浄化能力の高い水草を追加で投入しなくてはいけませんでした。そこで、急遽マツモを購入し、濾過マットと鉛で巻いて設置しています。
マツモを選んだ理由としては、なんといっても浄化能力が非常に高いといわれていること。根を持たないため、鉛で巻いて設置しておけば移動も撤去も楽で増殖した場合にはベアタンク想定のトリートメント水槽へ移植できること。全世界に分布(アジア統一水草のコンセプトにぎりぎりセーフのライン)していることからです。

③CO2添加量の調整

CO2の添加量を1滴/3.5秒から1滴/2秒に変更しています。理由は単純で、ブセファランドラの成長を促せないかと考えたからです。今回立ち上げた水槽は事前に決めていた通り、人工的な肥料分(水草育成を主としている添加物)はソイルを除き、一切添加していません。それもあってかコケの発生は最小限に抑えられていると思います。ただ、やはりブセやミクロソリウムの成長と、有茎草の維持には少なくともCO2の添加が有効だと思いますので、ここにきて添加量を増やして見ました。効果の程はこれから判断したいと思っています。

④仕方なく石を投入

購入したブセファランドラが溶岩石に活着していたので、石もそれほど大きくないこともあり、あえてはがさずそのまま入れています。本当は流木に付け替えたいのですが、レイアウト的にも苦しい状況だったので、仕方なく。

 

今後どうしていくのか

ほぼ狙い通りの立ち上げができ、コケの発生も2週間でガラス面に薄っすらつく程度で心配するレベルではないのですが、ブセファランドラとミクロソリウム、流木にヒゲゴケがつき、1度、木酢液で処理をしました。マツモの効果があるかどうかはまだわかりませんが、水質を弱酸性で維持したいので、リン酸除去剤を使うことは避けたいですし、こればかりは今後も発生都度処理するしかないのかな。と思ってます。

また、水槽の大きさと現在飼育している魚たちを考えると、これ以上の生体追加は厳しいと思っていますが、興味のある魚はピンポイントで数種類います。
Co.レセックス、Co.アドルフォイ、Co.デュプリカレウス、ボララス・マキュラータ、ボララス・ブリジッタエ、パンダシャークローチ etc。
もしかしたらコリドラスを数匹追加するかもしれませんが、じっくりゆっくり考えてみます。水槽をもう1つ立ち上げられれば、新規水槽をコリドラス中心にテトラなどをまとめ、いまの水槽にボララスやローチを入れることで生体もアジア化完成になるんですけどね。

水草に関しては、ブセファランドラの種類を増やしていこうと考えています。レイアウトの工夫は必要ですが、こちらが当面の楽しみになりそうです。

 

読んでいただき、ありがとうございました!