おすすめのアクアリウム用品を独断で発表する話
いままで使用してきてオススメできるアクアリウム関連用品、添加剤などをランキング形式で発表します。
なお、個人的な見解や、好き嫌い、独断と偏見をふんだんに含んでおります。
オススメするアクアリウム用品BEST10
10位:ニッソー MUTE S
静音設計のエアポンプです。様々なレビューがありますが、うちのは音は静かです。リピート済みで、2台持ってます。
難点をあげると2つ。1つは水槽に吸盤で取り付ける仕様なのですが、自身の様にバックスクリーンがサンドだと、吸盤がくっ付きません・・・。仕方なく水槽のサイドに取り付けてます。邪魔です。2つ目はパワーが無いこと。小さなエアストーンを1つ使う程度の使い方に限定されます。
小型水槽のエアレーションが目的であれば、音も静かでオススメです。
9位:GEX 60cm水槽用組立2段台
上下2段に60cm水槽が置けるスチール製のラック。うちでは上に30cmキューブ1つ、下段は物置になってます。組立てに少し力とコツがいりますが、コスパは高いです。
ちなみ、写真の上下天板、穿孔ボード、配電盤は自作品です。乗っかってる箱や中身も当然付属品ではございませんので悪しからず
8位:ニッソー プログラムタイマー NTー301
照明の点灯と同時に電磁弁を開けてCO2を添加。消灯と同時にエアーポンプを稼働してエアレーション。二系統のタイマーを持っているのでこれ一台で全てまかなえて、あちこちに外出することが多い自分にはなくてはならないものですね。
7位:ADA Do!aqua Doピンセット XL
300mmの大きなピンセットです。この長さが便利。ADAである必要はないのですが、実はこれ、もらい物なんです。水草の植栽にはADAの水草専用ピンセットMを使っていますが、ゴミを取ったり、流木をどかしたりするのは、このデカイピンセットが断然使いやすいです。
6位:水作 プロホース エクストラS
水換え時には無いと困ります。サイズは水槽の大きさに合わせて。次も絶対にリピートしますし、オススメです。
ミニでなくても良いんですが、フィルターに入れやすいので。言わずと知れた。ですね。本当に高性能です。流木などレイアウトしていて茶色く濁ってしまう方にはオススメです。
4位:WPW CO2マスターアドバンス
写真がわかりにくくて申し訳ない。
水槽内に設置するディフューザーから出る細かなCO2の気泡が好きな人もいるでしょうが、はっきり言ってすぐ飽きますよね??こうなると、小型水槽では邪魔だし、拡散部に着く汚れやコケのメンテナンスは面倒だし、悪いところが目に付いちゃいます。その点、マスターアドバンスは外部フィルターの吸水側のホースに設置するので、小型の水槽にはもってこいですし、基本的にメンテナンスフリーです。
また、マスターアドバンスは密閉されたフィルター自体をミキサー替わりにするので、溶解効率が良く、一般的に言われているCO2添加量の半分以下でよいので経済的です。ただ、発酵式では使えません。
たまに、フィルター内部にCO2を入れたらバクテリアが死滅する。とか、書いてる記事を見ますが、添加量の問題だと思います。多少の影響はあると思いますが、水は循環しているので、水槽内でCO2を添加しても吸水口に近ければ基本的には変わらないと思います。
★★★ここからTOP3。ダントツのオススメです★★★
3位:ADA キューブガーデン
自身は「おすすめの水槽は何か?」と聞かれたら迷わず「ADAのキューブガーデン」と答えます。この製品は安い水槽と比較して、透明度とシリコンの処理が格段に良いです。まさに雲泥の差。他社も透明度を売りにしている水槽を出していますが、実はこれと比較しても値段はそれほど高くないんです(「スペリア」というキューブガーデンの上位機がありますが、こちらはびっくり価格です。完全なる象徴的贅沢商品だと思ってますので、この製品は別物と考えてください)。
アクアリウムを再開するにあたり、ADA製品を買うなんて考えてもいませんでしたが、ショップでレイアウトされたキューブガーデンを見て一目惚れ。これを皮切りにADA製品をいくつか買いましたが、本当に良いと思ったのはやはり水槽です。
他のADA商品を買うなら、水槽を買ってください。と本気で思う一品です。
2位:アクアシステム コック付きバケツ 6l
このバケツは正直高いです。が、使ってみれば「買ってよかった」と思わせるだけの利便性があります。
写真を見てわかるように、バケツの底にL字の溝があり、水槽のカドに合わせて置いておける。そして、底のコックを開けば水を注水できます。当然コックの開閉量によって、水をゆっくり注ぐことも可能。手放しで水の補充ができます。また、バケツには目盛りがついているので、プロホースなどで出した水の量と同じ量の新水を入れて補充すれば、放置しても平気です。少し目盛りが見にくいですが、墨を入れれば良い事ですしね。ただ、付属品に紙スケールが入ってるんですが、これは何の為に、どう使うのかが全くの謎です・・・。
ちなみに1l用というのもラインナップされています。
1位:マーフィード エコ・ペーハー
とにかくお手軽、簡単にpHを測定できる。pHもバッチリ数値で表示されるのでわかりやすいです。校正するには専用の校正液が必要ですが安いので気になりません。
試験液や試験紙での測定では、どうしても数値が曖昧だし、そこそこの値段がしますので、こまめな測定をしていたら、即破産です。そういう意味で、こまめに測定する方であれば、本体価格は少し高いですが、本当にオススメです。
番外
※:まだ使ってないけど期待が大きい。とか、ランクに入らなかったが、なかなか良いものなどです。
・アップル iPhone
いきなりすいません・・・
ただ、写真を撮ったり、水質の測定データを記録したり、チャームで買い物したりと、なくてはならないツールです。オススメするものなのか?スマホでもできるじゃんか。という観点からランク外
・ADA グリーンブライティ・ニュートラルK
pHを上げないカリウム添加剤。自身の実験でもpHは上がりませんでした。
期待の添加剤ですが、現在、陰性水草中心にリセットしてしまったので、使っておらずランク外
・テトラ アクアセイフ プラス
他の塩素中和剤やコンディショナーも持っていて使っていますが、pHを少し下げてくれる(こちらも実験済み)のと、粘膜保護(こちらはパッケージの文言と成分予測から信じてます)の効果があるので、特にたくさん水換えする初期には、非常にありがたい製品です。
薬と併用できない事や、弱酸性や酸性寄りで管理している水槽では良いですが、そうじゃない水槽や魚もいるのでランク外
・ノーブランドのシリコンホース
リリィパイプに接続してますが、これだと柔らかいので、清掃時に割るリスクはかなり低くなると思います。実際に掃除の時も簡単に安心してパイプから外せます。
ただ、リリィパイプでなければ不要ですし、そんなの使わなくても割らないよ。ってことも考えられるのでランク外
勝手なランキングですが、以上になります。
この他にも100均で買った便利なものも結構ありますが、こちらはまた別の機会に紹介したいと思います。
読んでいただき、ありがとうございました!
硝化サイクルと水質浄化に関する話
基本的なことすぎて『そんなことは君に言われなくても知ってるわ!』という事を、自身の経験といろいろな情報を元に記事にしました。要するにネタ切れによる苦し紛れです。
これをニトロソモナス属のバクテリアが分解することにより、毒性の強い亜硝酸塩(NO2)に変えられます。
この亜硝酸塩をニトロスピラ属のバクテリアが分解し、毒性の低い硝酸塩(NO3)に変える。
この一連の活動の事を【硝化サイクル】といって、硝化サイクルが出来上がり、生体を入れられる状態、もしくは生体を入れた直後の状態のことをアクアリウムでは「水槽を立ち上げる」といってます。たぶん。
※ 亜硝酸の窒素分は珪藻(茶色い苔)が好む為、水換えを怠ると、この時点で一気に増殖することもあるようなので注意が必要です。
※この他にアンモニアを直接添加したり、マグロの切り身を入れたりする「フィッシュレスサイクリング法」というのがあるらしいですが、一度も実行したことがないので、ここではふれません。
自身が直近で立ち上げた30センチキューブ水槽ではパイロットフィッシュを4匹入れてから3日目にアンモニアを検出。6日目から亜硝酸が検出されだし、12日目にアンモニアが検出されなくなり、20日目で亜硝酸が検出されなくなりました。
(アンモニア濃度は0.25mg/lを超えない、亜硝酸は1mg/lを超えない様に水換えを行っていました。パイロットフィッシュの役割を担ってくれた4匹のレッドプリステラのうち2匹は今も元気です。2匹は立上げ後に栄養失調と思われる要因で亡くなってしまいました。)
- 水質測定を一切しなかった
アンモニア濃度、亜硝酸塩濃度を確認できないので、タイミングだけで生体を入れてしまうため、硝化サイクルが出来上がっていない場合、生体をアンモニア中毒、亜硝酸中毒にしてしまう。
また、バクテリア剤を入れて、それだけで安心してる場合も同様の結果が出ることがあります。バクテリア剤については賛否があり『そんなモノ、そもそも密閉された入れ物の中でバクテリアが健全でいられるはずがない』とか『入れても無駄。おまじないだ』とか『効果がある。うちでは何の問題もなく立ち上がった』とかとか。
自身はあくまでも補助的な役割として一部の製品を使っていますが、過信も疑心もしてません。わからないので、しても仕方ない。
そもそも全ての水槽において同じ効果が得られるはずがないモノです。
飼育者の住んでいる土地の水質や環境で、その効果も変わるはずですし、もっと言えば、バクテリア剤を売っているお店の環境や、在庫されていた期間にも左右される。
使う必要がない。といっているわけではないんですよ。立ち上げが早く安定する可能性はあるでしょうし、使いたいなら使っても良いが、ご自分の目で硝化サイクルが出来ているか確認しないと、リスクが伴いますよ。ということです。 - 水温が高すぎる場合
水温が高いと酸素の水溶性が阻害され、バクテリアの増殖に影響を及ぼす為、アンモニア、亜硝酸濃度が下がりにくくなる。 - 水槽にカルキ抜きをした水を入れて、即アンモニアと亜硝酸塩、硝酸塩を確認し、検出されないため、問題ないと認識してしまう場合
アンモニアが発生していないので、ニトロソモナス属のバクテリアは発生しておらず、立ち上がっていると勘違いして、多くの生体を入れてしまうことで、アンモニア中毒にしてしまう。(アンモニア中毒は酸素不足を招くので、エアレーションが十分なのに、水面に集まってパクパクする動作が見られる場合にはアンモニア過多による中毒の可能性があります)
そして、一度、硝化サイクルが出来あがれば、バクテリア剤などを入れなくても、水温管理と濾過フィルターのメンテナンスをしていれば、よほどの異常や投薬をしない限り崩壊することはないです。
したがって、アンモニアの発生源を入れて(パイロットフィッシュやフィッシュレスサイクリング法)から、アンモニア、亜硝酸を確認し、検出されなくなるまでしっかり確認ができていれば、立ち上げを失敗することはないはずです。
- 窒素分の吸収は主に根から行われる
- 吸収された窒素分は水草が保持しており、トリミングなどにより外に出してやる必要がある
- 先に触れたように、枯れてしまった水草はアンモニアなどを出す為、早急に水槽から除去しないといけない
また、水耕栽培が水質浄化能力が高いといわれているのも、水中の根が窒素分を吸収し、本体が水の外にあるからではないか?と、文書を書いていて、今、思いました。
水質調整剤の自分なりの使い分けとフルボ酸に興味があったので、少し調べてみた話
何なんでしょうね・・・。
水質調整剤って、なんでこんなに人を振り回すんでしょうか・・・。
次から次へと試したくなるというか、あれもこれもと使いたくなるんですよね。
俺だけですかね??
前に、こんな記事を書きました。
今回は、水質調整剤に限って、一部、重複するところもありますが、自分なりの使い分けと、気になっている製品とその理由について記事にしてみました。
基本として使用している製品
- アクアシステム CLC
バクテリアを死滅させてしまう活性酸素を打ち消す抗酸化アミノ酸を加えた塩素中和剤。水換え時に規定量を使用。 - アクアシステム バイオバランス
天然成分が原料のアミノ酸発酵菌を含んだバクテリア剤。プロジェクトフィルターとプロジェクトソイルを使用している場合はメーカー推奨ということもあり、2~3週間に1度、水換え時に規定量を使用。大体、水換え2回に1回使用している感じですね。
自身の環境で、バイオバランスをこの間隔で使用しなくてはいけないかどうかは、はっきり言ってわかりません。硝化ができていれば、おそらくは不要です。底面フィルターのみで、新規の立ち上げなら、硝化が出来上がるまでは、メーカーの説明通り添加する事で早期立ち上げの手助けになると思いますが、パイロットフィッシュを入れて、時間をかけて立ち上げるなら、MUSTではないと思います。
アクアシステムさんのASP方式については、以下をご覧下さいませ。
http://www.aqua-system.net/jp/asp_method.shtml
自身は底面濾過と外部濾過を併用しており、外部濾過は現在の環境(リセット後)の前から使用しているろ材セットのまま移行しているので、硝化は出来上がっており、バイオバランスを添加する必要はないのかもしれません。ただ、目には見えない事ですし、底面濾過は新規立ち上げなので、1ヶ月程度は、説明書通りに添加しようと思っています。
特殊な使い方というか、こういう時に使うと決めている製品
- テトラ アクアセイフプラス
トリートメント用(表皮、エラの保護)として。また、新しい魚をメイン水槽に入れて1ヶ月間はCLCの代わりに塩素中和も兼ねて規定量を使用。あと、pHを下げる目的でも使ってます。
※市販薬との併用は不可。また、コロイド剤は水の粘度が高くなる為、酸素が溶解しにくくなる(水温が上昇し、酸素が溶解しにくくなる夏場の使用には少し注意が必要かも) - zicra ジクラウォーターベニッシモ 熱帯魚用
トリートメント用(消化吸収促進)として。水の匂いや濁りを解消し、ミネラル分を含むため、水草の成長促進にも、少なからず効果がありそうなので、バイオバランスの代わりにメイン水槽に規定量以下を定期的に入れてみようかと、ちょっと考えています。
主にトリートメント水槽や、トリートメント直後の水槽に使ったり、水の匂いが気になるときに使用してみたりと、常時使用しないものになりますね。
アクアセイフの変わった使い方として、水換え時に新水のpHを下げたい時に、規定量以下を使用してます。これに関しては自身の実験結果を元に、自己責任でやってますね。
今後買うかもしれない水質調整剤
- アクシズ ウォーター・サプリ
とにかく【フルボ酸】が気になる。ジグラのベタ用には記載があり、含まれているのだろうけど、自身が持っている熱帯魚用には記載がない。入っているかわからないので、ジクラの置き換えとして、試してみたいなと思ってます。
そして、気になるフルボ酸について、少し調べてみた。
ブラックウォーターは、有機酸の一種である腐植酸やフルボ酸が溶け出した水を指すらしく、腐植酸にはフミン酸、タンニンなどが含まれる。
フルボ酸は植物にミネラルを補給する役目を担っており、腐植酸やフルボ酸が水質に与える影響としては、
1.フルボ酸やフミン酸は当然ながら、酸なので、水質を酸性に傾ける。
2.水質を酸性に傾けるので、これが、微生物の活動を鈍らせて殺菌効果に繋がる。要するに弱酸性による影響ですね。
3.腐植酸は金属イオンと結合し、難溶性の塩を形成する性質があるらしく、ナトリウム、カルシウム、カリウム等の金属イオンの濃度を低下させる。
4.水の硬度は、平たく言うとカルシウムやマグネシウムイオンの量を表わすので、硬度の低い軟水になりやすい。
これだけみると、ブラックウォーターがチョコグラに良いのは明確ですね。
逆に、カルシウム濃度が低下するので、甲殻類には悪影響こそないかもしれませんが、良い影響を与えるとは思えない。よく、シュリンプにフルボ酸。みたいに言われてますが、それが何故なのか?フミン酸ほど金属イオンとの結合力が高くないのか?その辺ははっきりわかりませんでした。
自身は甲殻類にあまり興味がないので、詳しいことは調べていませんので、間違いがあるかもしれません。もし知っている方がいれば、教えてください。
ただ、弱酸性を好む魚にはフルボ酸は良さそうですね。
ここまでで、おそらく自身は「ウォーター・サプリ」を買っちゃいます。
購入したらレビューしてみたいと思います。
以上、またも適当な見解を含んだ記事でした。
読んでいただきありがとうございました!
水槽周りの関連機器やそのセッティングに関する話
少し暑くなってきましたね。
トロントです。
リセットも落ち着いてきたので、今の水槽に使用している器材やろ過セット、配線、配管を覚えておきたいなと思いまして。ネタもないので記事にしちゃいました。
メイン水槽と関連機器の設置、配線、配管
(位置関係などは実際と少し違います)
照明、CO2、エアレーションは2系統のプログラムタイマーで一括管理しています。
自身は短期の出張が結構多いので、タイマーは必須ですね。
餌は自分でやりたいので、オートフィーダーにする気はありません。
留守中は娘に餌やりをお願いしています。
セッティングで特にこだわっているのは濾過とCO2関連ですね。
濾過の方法、中身については以前、記事に書いたので割愛しますが、各フィルターの吸出水側はダブルタップより水槽側にシリコンホースを接続しています。これは、吸出水パイプにリリィパイプを接続しているからで、やわらかく柔軟なシリコンホースは清掃時にパイプからめくる様に外せるので、パイプを割るリスクが減る。というネット情報を見つけたので、このアイデアを使わせてもらっています。なお、水槽の淵にもシリコンホースの真ん中に切れ込みを入れたものを挟んで、リリィパイプと水槽が擦れて、傷や割れが発生しにくい様にしています。
CO2については、水槽が30センチキューブなので、狭く、水槽内に拡散器を置きたくなかったのと、ディフェーザーのメンテが面倒なので、外部フィルターのホースに直接接続できるCO2マスターアドバンスを使用しています。外部フィルターの吸水側に接続するのは、メーカーの説明だと、外部フィルターにミキサーの役割を担わせ、CO2の溶解度を高くする為らしいです。
※エアレーションについても、エアーマスターアドバンスという製品があるので、それを出水側に取り付ければ、エアストーンと配管は水槽から出せますが、2211の出水パイプ径は10mmでエアーマスターアドバンスは12mmホースから対応なので、接続時にカスタマイズしなくてならず、面倒なのと、フィルターのそばにエアポンプを置くスペースがないので、今のセッティングにしています。
配管のポイントは二つ。
ひとつは、スピコンです。レギュレータにスピコンはついてますが、こちらはそもそも微調整がしにくい上にバブルカウンターから少し離れているので、うまく調整できず苦労した為、SMCの低速制御用スピコンをバブルカウンターの直前に入れて調整しやすくしています。
もうひとつは、ボールバルブで、吸水パイプの清掃時にCO2を止めるのですが、せっかく調整したスピコンを閉じたくないのと、電磁弁の電源プラグいちいち抜くのも面倒なので、開放されたスペースにボールバルブを設置しておくことで、簡単にCO2を止めることが出来て便利です。
保有している器材のリスト
こちらは、単に、メインとトリートメントの両水槽に使用している器材とリセット後に使わなくなった、もしくは最初から予備として持っている器材について、余計なものを買わないために、確認用として一覧にしたものです。
(消耗品は含みません)
ヒーターは壊れた時の予備として、水温計やエアーポンプなどは、水合わせや、隔離など一時的に使うことがあるので、1セット余分に持ってますが、あらためて紹介するほど変わったものや特別なものはもっていません・・・
現在使用している水槽ラックは60cm用なので、30cmキューブだと、上段にもう1つ水槽が置けるんですよねぇ。いつか増設を考えた時に「これはもってる。」「これは買わなきゃ!」って時に、このリストが役に立つかもしれませんが、読んでいただいている方にとっては何の役にも立たない情報ですね。申し訳ない。
これからどんどん暑くなってきますので、冷却ファンと逆サーモを買わないといけないかな。と思っています。流石にクーラーは買えませんのでね。それにあわせて水槽のフタも通気性のよいものに変えないといけないし。なるべく早めに準備したいと思っています。
読んでいただきありがとうございました!
水草用添加剤の中身に薄っすらとふれながら、自身の管理について少し紹介する話
水草用添加剤のほとんどは成分表示がないので、厳密には肥料ではないんですよね。
ですから、ここに書くことも、メーカーの説明書やネットの情報、一部自分で実験した結果をまとめたものになりますので、間違いや勘違いも含みます。たぶん。
そして大いに個人的な意見も含みます ^^;
で、まずはよく知られている添加剤(一部肥料を含む)と主成分表です
ちなみに園芸用肥料である「ハイポネックス開花促進」の成分は0ー6ー4(窒素ーリンーカリ)また、アクアリウム製品だけど海外で成分が公表されているイニシャルスティックは、1ー0ー25(窒素ーリンーカリ)です。
こうしてみると、グリーンブライティ・ニトロは、他のものに比べて、なかなか難しい添加剤です。個人的には熱帯魚水槽用として窒素のみの添加剤が存在する意味がわからない。
窒素分はアンモニウムや硝酸を含む、もしくは分解されてアンモニウムや硝酸に変化するものを含んでいることが多く、メーカーも説明書に、アンモニア、亜硝酸、硝酸を計測し、窒素過多に注意する旨の内容をしっかり書いてるので、これも例外ではないと思います。
水草は窒素、リン、カリをバランスよく吸収する為、多すぎる肥料分は余ってしまうでしょ?これがコケ等を発生させるのですが、どれだけ何が不足しているか把握するのは難しく、基本的には水草の成長度合いやコケの発生状況、水質などから判断する事になるのですが、窒素の場合、pHでは変化をつかみにくいと思うので、しっかり観察しながら、アンモニア、硝酸塩の含有量を定期的に確認していかないと、知らない間にアンモニア、硝酸塩が増えていき、最悪は生体にダメージを与えることになりかねない。
そういう意味で、ニトロは水槽内の状態を元に、ブライティK(ニュートラルK)、アイアン、ミネラルとセットで使ってね。という製品なんだろうなぁと思います。
そして、人気のカリウム肥料。
一般的な水草水槽では、魚を飼育していて、餌も与えているので、排泄物が分解された窒素化合物と餌などに含まれているリン酸は、水分中にあることが多い。だからカリウム肥料はアクアリウムでは人気があるんですよね。添加するのはカリウムだけでも良い。と言っているウェブサイトも結構あります。実際にはこれに微量元素(ミネラルってやつね)も必要だということなんですけど、一般的な環境においては、必要であればカリウムを添加する。というのがもっとも安全で効果のある方法だと自身も思います。
唯一の欠点はpHが上昇することですが、新しく発売された、グリーンブライティ・ニュートラルKは、メーカー説明でもpHが上がらないカリウム添加剤ですし、実際に実験した結果においてもpHは上がりませんでしたので、これがおすすめですね。
※:実験した結果はこちら
ここまで書いておいてなんですが、現在、自身はリストにある添加剤、肥料は一切使っていません。
まだリセットして間もないことや、陰性水草が多い事、底床がソイルというのもありますが、低光量でも、CO2添加のみで、そこそこ水草の調子は良いです。
魚を飼っている水草水槽なら、肥料云々を考える前に、CO2の添加を優先させるべきだと思います。
そして、自身は日頃、以下の様な事に注目して、何が起きているのかを考える様にしています(外れることも多々ありますが・・・)
- 水草の成長が鈍って、コケが増えてきたらカリウム不足による窒素過多の可能性が高い。ただし、この場合、水草の新芽が濃緑色になって、萎縮している場合は、逆にカリウム過多の可能性もある。
- コケも生えないけど、水草も育たない場合で、水槽内の生体が極端に少ない水槽では窒素、カリウム不足と考えられる。
- 黒髭ゴケが出たらリン酸過多の可能性が高い。
- 黒髭ゴケに加えてコケも多い場合は、リセットを考える。
これらを気にしながら水槽を眺めて、何かあれば、対処するわけですが、対処の仕方は人それぞれです。
自身の対処として、最近は、
加えるのではなく、減らす(外に出す)
事を中心に考える様にしました。
水換えの頻度や量の変更、コケの除去、照明時間の見直しや遮光、CO2添加量の調整などですね。
これでダメなら、1、2の場合は、水草用添加剤/肥料の投与。3の場合はリン酸除去剤の使用や木酢液の塗布などを行います。
これらの中には、pHやその他水質に影響を与えるものもあるので、当然、飼育している生体や水草、水槽の設置してある場所なども含め、環境に応じて実施しています。
pHへの影響については前に記事で記載しています
特に他の方と変わった事はしてませんね・・・
最近、よほどの事でない限り、何かあってもジタバタしない。というのが、水草にも生体にも一番良いのではないか?と考える様になって、万が一間違えた時でも、大怪我しない様に、まずは、加えるのではなく減らすのだろう。と思う様になりました。
そして、こうして自分の経験や考えを書き留めていく事で、次の失敗をより小さく出来ないか。と思い、この記事を書いてみました。
読んでいただきありがとうございました!
【実験】アクアセイフはpHを下げるのか?
先日のブログで、こんなことを書きました。
「当面の悩みどころは、住んでいる場所の水道水が、以前カリウム肥料の実験をした時にpH7.6でしたので、水換え時の新水のpHをどうするか。ですが、「アクアセイフ」がどうやらpHを下げる傾向らしいので、これを添加して近々実験してみようかな。と思っています。」
これが、ツイッターで、さざ波程度の反響でして。
自身もネットで、アクアセイフはpHを下げる。4in1はpHを上げる。
という文字を見てから気にはなっていたので、簡単な実験ですし、時間のある時にやってみようかな。と思ったんですが、すでにやられている方のブログを見つけたので、リンクを貼らさせていただきました。
「ねこひげさん」ありがとうございます!!
「ねこひげさん」のブログの結果だと、アクアセイフは少しだけpHに影響を与える様です。
では家の水道水だとどうなのだろう??
こりゃ確認するしかないですね。
ということで、簡単に確認してみることにしました。
確認手順としては
1.水道水を5lバケツに入れて、pH、KH、GHを測定
2.1.の水道水を1lビーカーに入れて試験対象の添加剤を規定量投与してpH、KH、GHを測定
3.最後にバケツの水を再測定
pHはエコペーハーで、KH、GHは6in1試験紙で確認してみる
では、実験結果です。
エコペーハーは実験前に校正液で校正済みです。
実験対象の添加剤と結果
※4in1だけ入れ物が違います^ ^
水道水
pH:7.0
KH:3
GH:0
今回の基準値ですね。蛇口をひねっただけの常温水です。前回の実験よりpHが低い原因は不明ですが、何度測ってもこの数値でした。
アクアシステム CLC
規定量:10lに2ml
テスト:1lで0.2ml
pH:7.2
KH:3
GH:0
一般的に塩素中和剤はpHを上げるモノなので、こんなもんだと思います。
テトラ アクアセイフ プラス
規定量:12lに5ml
テスト:1lで0.4ml
pH:6.5
KH:3
GH:0
おっと、噂通りpHを下げますね。
ジクラ ジクラウォーター ベニッシモ
規定量:30lに30ml
テスト:1lで1ml
pH:6.9
KH:3
GH:0
若干pHが下がってます。
エーハイム 4in1
規定量:20lに4ml
テスト:1lで0.2ml
pH:7.1
KH:3
GH:0
「ねこひげさん」の検証結果ほどpHは上がりませんでしたが、若干上げますね。
最後に
水道水(再確認)
pH:7.0
KH:3
GH:0
確認結果から
アクアセイフは事前情報の通り、pHを下げる様です。ジクラウォーターも若干下げる傾向ですが、気にするほどではないですね。
どちらも塩素中和剤が入っているはずですが、それをも凌いでpHを下げる何かが入ってるんでしょうね。
ジクラウォーターは腸内細菌の活性化をうたっていて、消化吸収を高める効果がある様なので、消化酵素の影響かもしれません。
肝心のアクアセイフの成分については、お手上げ…。ただ、うちの環境には好都合です。
4in1、CLCはpHを若干下げますが、こちらも気にするほどではないと思います。CLCに関しては塩素中和剤なので当然の結果だと思われます。
ちなみにKH、GHの変化はありませんでした。と言うより試験紙では読み取れない範囲内だったと言うべきですかね。
今回の実験は添加剤を投与して撹拌したのち、即測定した結果です。
したがって、経時での変化は不明です。また、個人の実験結果ですので、その辺は考慮ください。悪しからず。
読んでいただきありがとうございました!
【チョコグラ飼育記録】チョコグラを100日間飼育してみて思った事をダラダラと書いただけの話
初めてチョコレートグラミーを購入したのは2017年2月1日。
これまでの飼育期間はほぼ100日。この間、経験したこと、感じたことを書いてみる。
そして、自身の今後につなげたい。
これまでの飼育記録
プロローグ的な
自身は田舎に住んでいることもあって、生体の購入は、ほぼほぼ通販に頼らざるを得ない状況です。
当然、はじめて購入したチョコグラ2匹も通販でした。
十数年ぶりにアクアリウムを再開するにあたって、この間のタイムラグを埋めるべく、ネットでセコセコ情報収集をしていたのですが、そんな時に、チョコレートグラミーなる天使の存在を知ってしまったんです。
そして、この天使を飼うしかない。と決めて、さらに調べてみると、
初めての2匹
追加の3匹
白点病発症→治療、そして…
チョコグラを飼ってみて思ったこと
とにかく購入時の状態、水合わせ、トリートメントが重要。
一度体調を崩すとなかなか調子が上がらない。
塩水にかなり弱い。(因果関係は明確ではありません)
一旦落ち着けば、新しい水も気にしない。
餌の時間の前後には同種同士でかなり小競り合いをする。
体色の変化、模様について。
寝る時は水面付近で寝る。
言われているほど水流を嫌わない気がする。
スネールを食べる
おそらくですが、チョコグラはスネールを食べますね。遊んでいるだけかもしれないですが、スネールを突いて、口に入れては出してを繰り返していることがありますし、爆発的に増えても良いはずが、うちの水槽では増えるどころか、減少しました。
餌が少なすぎる事もあるのかもしれませんが、多分食べてる気がします。
オスとメスの見分け方(と、書いてみたものの)。
これは、自身の飼育している個体からはまったく判別できません。お手上げ、グリコです。
一般的には以下のように言われてますね。
綺麗なのがオス、地味なのがメス。メスは尾ビレと尻ビレが黄色くなってくる
顎が丸いのがオス、真直ぐなのがメス
背びれの尾びれ側が丸いのがオス、トンガって長いのがメス
腹の色が濃くてシマシマなのがオス、薄くて白っぽいのがメス
らしい。
ただ今のところ、自身はまったく判別がつきません・・・・。
これまでの少ない経験から、自身が思った事をダラダラと書いてみました。